友人について

インターネットって顔が見えないから逆に本音で話せるみたいなところがあってすてきやん? という初心に帰って悩みについて書きたい。僕はほとんど悩まないですが、その秘訣は人間関係を築かないことです。ただ、現状はそれで良くても、10年後や20年後に後悔しないか、という予期不安は常にあります。10年ほど前にインターネットで日記を書き始めたころそれに触れた記憶があるし、同じような日記を何度も書いているので、とりあえず10年は大丈夫だったようですが、脳の物理的な変化などは制御できないので次の1o年でどう転ぶかはわかりません。
端的にいって、僕の悩みは友人がいないこと、になります。これは友人に相談できる種類の悩みではないので、インターネットで発表するのにうってつけの悩みであるといえます。
ただ、友人がいない、というのにも色々なレベルがあるので、今回は現状をなるべく正確に記すことに主眼を起きたい。たとえば、僕は友人の結婚式に一度も出た事がありませんが、そういったエピソードを並べるより計量的にやったほうが正確に表現できそうです。つまり普段どれくらい他人とコミュニケーションをとっているかを羅列しておきます。
まず、前提として僕は今年三十歳になった男性会社員(プログラマー)で、大学入学からずっと一人暮らしをしています。休日に他人と会うのは、特別な時期を除くと平均して月に一回を大きく下回る程度です。特別な時期といのは、20才前後と25才前後の女性と付き合っていた時期と、二年ほど前の現場系アイドルファンをしていた時期です。電話は年に一時間もしないし、メールも仕事以外では使いません。
実家と揉めたりしたことはないですが、年に一回帰るか帰らないかです。実家に対しては、興味がわかない、と言うのが一番正確な表現だろうと思われます。
家族の次に付き合いの古い友人は、中学・高校(中高一貫の男子校)で付き合いのあった連中で、そのうち二人とはいまでも年に一、二度は会う機会があります。大学の知り合いで連絡をとっている人は一人もいません。
会社には入社してから7年経っていて、その間ほぼずっと関連のある上司や近い先輩もいますが、個人的に付き合いのある人はいません。同期とは大半が会えば挨拶する程度。仕事でつらい経験をした事はほとんどありません。
次に、現在の生活範囲について。スポーツクラブにはほとんど毎日いっていますが、全く人と話しません。僕はマシンやプール専門ではなく、基本的にスタジオにいるので、かなり珍しいタイプです。スタジオというのはエアロビクスなどの運動をするスペースで、毎日通っていると大半は常連で、相互に顔見知りである事がわかります。50人くらいいる参加者ほぼ全員の顔に見覚えがあったりします。
職場関連のフットサルには、平均して月に三回くらいいっています。ここでは、天気や景気の話をする事があります。
最後にインターネットについて。文章を書いているのはここのみで、twittermixiなどは一切使えないか、続きませんでした。メッセンジャーは立ちあげっぱなしですが、ここ数年リストが増えていないし、会話をするのはほぼ三名のかたに限られます。中学校からの友人と、アイドルファン仲間の方と、以前職場で知りあった方です。会話の頻度としては、平均して一週間〜一ヶ月に一度、というところでしょうか。
また、以前は良くインターネット関連の会合にいっていましたが、ここ2年ほどはまったく活動していません。
色々書きましたが、要するに、普段職場以外で会話する機会はほぼ皆無だということです。今、書き出していてきちんと整理できましたが、フットサルのみだということがわかりました。それ以外の、個人間での対話はメッセンジャーのみです。
もっとも、相互向けの対話でなくても、日記を読み続けているだけで親近感を持続させる手法が確立されつつあるので、このスキルをもっと伸ばしていくことが鍵になりそうな感じはします。