エディについて(2)

K2Da2006-10-01

暦の上では昨日クールビズが終わったので、クールビズについての日記を書きたい(実際のところ昨日は土曜、休みなので一昨日に終わりました)。クールビズのエコ的な主眼は、涼しい服を着ることではなく、エアコンの設定温度を上げることにあります。私が普段働いているところでは、男性なら上はタンクトップ、下は短パンのクールビズを見込んだ温度が設定されていました。しかし、私たちはもちろんタンクトップで仕事をしておらず、上はギリギリまで袖を捲り上げたYシャツ、下はメンズ・スラックスを穿いていたのでとても暑かった。
何人か正気が危うかったので、どこかの会議室から勝手に持ってきた扇風機を右手の高台において、暑さをしのいでいました。ある日、メルヘン系の容貌で人気の高い総務の方が僕の右手に来て「扇風機を盗みに来ました……」などとぼそぼそ言いました。これは何度も「何を言っているんですか?」という表情をした結果はっきりとわかったことで、最初は何を言っているのか全くわからなかった。扇風機を降ろして手渡すと、扇風機を持ってどこかに消え、数分後また扇風機を持って戻ってきました。驚いたことに扇風機はとても綺麗になっていたので、僕はそれを受け取って元の高台に戻すと、一礼しました。
僕はその方と全く親しくなく一度も話したことがない(今もない)ので、正確なところはわかりませんが、「扇風機を取って下さい」と言えば済むところを「扇風機を盗みに来ました」と表現し、何度不審な顔をされてもそれを繰り返すところから、とても自分のギャグにこだわりがある人なんだろうなぁ、と思った。キャワ、と、あざとい、の境界例だと思いますが、僕はあざといとか感じないことにしている、あざといとか感じない男なので、率直に言うととてもキャワだなぁ、と思いました。
ここまでなら単に今年の夏会社で出来た一番良い思い出、ですが、続きがあります。その方とよく一緒に行動している男性がいて、その男性には割と厳しく対応しているので、きっと男性は部下なので仕事面では厳しく対応しているのだろう、と勝手に萌え解釈していたのですが、実態は全然違っており、その男性は好意を抱いているので割とどこにでもついていきがちであり、それがうざいので厳しく対応している、部下というのも誤りで実際は先輩に当たる、そうです。この話を思い出すととても凹むので、一日一回は思い出して凹む、というライフハックを実践している。何年経っても思い出すだけで凹むエピソードは沢山所有しているが、思い出すだけでアッパーになる想い出が存在しないのは理不尽な感じがする。
エディについては小出しに書きます。エディを使うにはとりあえず最低二回口を開く必要がある。「エディでお願いします」と、「いりません」の二つです。