ハロプロキッズ新春ゲーム大会2について

つんく♂さんの歌詞について考えるための資料収集に中古CD屋さんへ行ったところ、「Hello! Project DVD Magazine Vol.2」がおいてあったので購入しました。
このDVDは、たぶん、昨年正月のハロコンでイベントDVDとして売られていた物なのですが、収録されている『ハロプロキッズ新春ゲーム大会2』が非常に不穏でよい。不穏な出来事自体は編集で全てカットされているのですが、周辺の情報を集めて実際には何があったのかを想像してみたい。
ゲーム自体は単純な椅子取りゲームで、椅子の周りを曲にあわせて周回し、流れている曲が終了すると同時に椅子に座り、座れなかった一人が外れるというルール。一つの椅子に二人座った場合は、各々が占有する椅子面積に余程の差が付いていない限りジャンケンで勝敗を決める。問題の状況は、ゲームの終盤、嗣永さん、熊井さん、矢島さんが残った辺りから。三人の勝負では、嗣永さんと矢島さんが同じ椅子に座ったあと、嗣永さんが矢島さんを椅子から落として勝利。普通は同時に座ってしまっても相手を落としたりしないので、この辺りから嗣永さんはかなり勝負に気合いが入っているのが見て取れます。決勝は熊井 vs 嗣永。決勝の直前、二人にコメントを聞いた後で勝負が始まるのですが、おそらくDVDに収録されている勝負はやり直しで収録されたもので、コメントと二度目の勝負の間に行われた一度目の勝負が全てカットされている。

そう推測する理由

  1. 準決勝まで全て背もたれ付きの椅子で行われていたのに、突然、丸椅子に変わっている(同時に収録されたと思われる『ハロプロキッズ新春ゲーム大会1』では決勝は背もたれ付き椅子のまま行われている)
  2. 試合開始前に司会の斉藤さんが「あぁ、では、じゃあ、最後の戦いに行きたいと思います」
  3. 観戦している他のメンバーが一様に暗い顔つきをしている
  4. 嗣永さんも表情が硬い
  5. 熊井さんは楽しそう
  6. 試合終了後、斉藤さんが「これはもう、確実に嗣永さんですね」
  7. 嗣永さんの勝利インタビューが「あのー勝負になると、ちょっと熱くなっちゃうんですよ、だから、もうちょい冷静にやれば良かったなと思うんですけど、なんかメンバーとやってみて、普段こんな戦いやらないんですよ(以下略)」という謎のコメント

なにがあったのか

熊井さんはあっけらかんとしているので何かあったとすれば、嗣永さんだと思われる。試合終了後のコメントと椅子の変更をあわせて考えれば、一度目の勝負では嗣永さんの位置からは背もたれが邪魔で椅子に座ることが出来ず、結果として熊井さんが微妙な勝利(斉藤発言から推測)を納めたのではないかと推測できる。そして、嗣永さんがそれに物言いを付けて再勝負になったのではないか。さらに邪推を重ねるならば、曲を止めるのは直前の敗者の役目なので、矢島さんがわざと嗣永さんが勝てないタイミングで曲を止めた、あるいは、そう嗣永さんが誤解した、という可能性はないだろうか……。なぜなら嗣永さんは映画「仔犬ダンの物語」内で矢島さんにいじめられていたからです。
ただ、二人勝負で背もたれ付き椅子が使われた場合、曲を止めるタイミングによっては一方の選手が勝つことが不可能になるので、これに物言いを付けるのは正当な行為だろうと思います(試合開始前に言うべきですが)。そうすると、嗣永さんは試合終了後に何故反省しているのか分からないのですが、そこはなんかいろいろあるのかも分かりません。私としてはどうせカットしても不自然になるしDVDの容量は余っているのだから、全部収録すればいいのに、と思います。
あと、ハロモニで振りコピ用の映像を入れるなら後ろ向きで入れて欲しい。左右を逆にしなければいけないので真似しにくい。