Cutie Circuit 2006 FINAL / よみうりランド

K2Da2006-09-10

関東近郊のCutie Circuit 2006は挨拶して歌って挨拶して握手会して終わり、が基本なんだけど、FINALだけあって手が込んでいた。Cutie Circuitよりは、応援企画に近い構成。ただ、応援企画はもっと時間が長い関係もあるのか、クイズ、討論などメンバーが自由、不規則に発言する機会が多いのに対して、今日のイベントは完全な台本をベースに進行していた印象。
これまでのラジオや応援企画から見て取れる人間関係が台本に盛り込まれていたので、これは新しい、と思った。具体的には、村上さんが几帳面で強気なため、孤立しがちなところ、とか、同じく強気な萩原さん(小五)と村上さん(中二)のやりとりとか。

DJマイマイとMCチッサ

萩原さんはキャラクターを割り振られすぎ。鈴木 / 岡井 / 萩原で結成したコントグループ、キューティーガールズ(正式表記不明)でもボケ、落ち担当。萩原さんが凄いのは、どんなキャラクターを割り振られても一切の照れを見せず冷静にやり遂げるところだと思う。ハロコンでのセクシー担当もそうだし、いまだに全く理由がわからない突然のサングラスキャラもしかり。サングラスはフィンガーファイブを意識してのことではないか、という話を聞いたのですが、今日のDJマイマイをみて、ヨージ・ビオメハニカを意識しているのではないか、と思った。DJマイマイは再生ボタンを押した後は手拍子をしているだけのDJですが、プレイスタイルでの特筆すべき点は、自然な繋ぎを全く意識せず、テンポも関係なく、自由に曲を切断して次の曲へ移行するところ。新鮮でした。
岡井さんは若干照れを見せる部分もあるんだけど、基本器用で、家でも学校でもいつも場を盛り上げているんだろうと考えると眩しすぎる。去年のラジオでの発言を記憶から書き起こします。(岡井)「みんなが笑ってくれないかもしれない、と思って不安になるんだよー」(矢島)「なんで、いっつも笑ってあげてんじゃん!」(岡井)「笑ってあげてる!?」。矢島さんはひどすぎる。

あいうえお作文

村上/中島/梅田/有原/矢島さんの順で行うあいうえお作文。お題は"℃-uteの日"。司会は村上さん。これも完全に台本なんだ(と思う)けど、梅田さんがその辺の目に映った物を適当に答える、とか過去のイベントでの行動を踏まえた作りになっているのが凄い。ファーストアルバムの特典DVDにイベントの模様が収録されるらしいので、それぞれの性格が把握できるようにわざとそれらしい台本を書いたんじゃないの、と思うくらい。多分、台本無しで同じテーマを使用したら、有原さんは真面目に答えるだろうから、ここまで性格が出る流れにはならなかったと思う。台本の方が良い、とは思わないけど。
村上さんは場の支配者。中島さんは優等生で模範解答。梅田さんはとりあえず面白いことを言おうとする。有原さんはマイペースなので他人と関係なく一つのこと(身長)にこだわる。矢島さんはリーダーだがいい加減で、特に村上さんが仕切っている場では村上さんを揶揄する立場にまわる。本当のところがどうなのかはわからないけど、実際にそういう場面はよく見る。ただ、中島さんが単に村上さんの手下のようになっていたのが不満で、時には村上さんと激しく対立することについても盛り込んで欲しかった。

キューティーガールズ

小学生三人組コントグループ。"エンタの神さま"っぽかった。最初と最後に決めポーズがあって、口でSEいれるみたいな。ネタは小学生が考える内容ではない、と思ったので、そういうのが好きなスタッフの方か、作家の方が書いているのでしょうか(もしキューティーガールズの方が自分で書いていたらすいません)。「縛られたくない」という題のコントで「子供は子供らしく振る舞うべき、なんて大人の固定観念に縛られたくない!」と鈴木さんが言うんですが、これも「それを鈴木さんに言わせるな(w」という感じにキューティーガールズの向こうにいる作家さんに対して突っ込む感じの笑いで割とメタっぽいというか、新しいと思いました。まぁでも場内爆笑、ではなく、鈴木さんがあまりにも可愛らしいので頬がゆるむ、なので、割と客席は気持ち悪い感じだったかも知れない。キューティーガールズ最高!