10/18(火)

収納の前にベッドを置かねばならないような間取りになっているのですが、どうしても収納のドアを開け閉めするために少し余裕を持たせなければならない。このスペースが実にもったいないです。どうせ収納なんて年に何度かしか開けないのだから、ぴったりとベッドを押しつけてしまおうかとも思いましたが、そうすると開けるのが億劫になって最悪、次の引越まで一度も開けない、という可能性まであります。今こうして、ベッドと収納を見比べてみると、収納の中にベッドを半分突っ込んでしまうとぴったりくるような気がします。試しにベッドを入れてみました。幅もちょうど良く、実にベッド入れとしてお誂え向きです。ただの収納に見えるけどこれが本当の用途だったのでは? と勘繰ってしまうほどです。頭を奥にして寝るとまるで天蓋付きベッドのようだし、逆に頭を外に出せば普通のベッドみたく使える。収納上部のバーに服を掛けることも出来るので、空間効率はとても良いようです。ただ、その場合、頭を奥にして寝ると朝起きてびっくりすることになります。これで行くことにしました。
自然的についての続き。私は、偶然、部屋の中でそのものずばり自然的について書いた文章を一つだけ発見することが出来ました。永井均、「哲学教科書シリーズ 倫理とは何か 猫のアインンジヒトの挑戦」(ISBN:4782802099)。

ある行為をする動機が人間本性のうちに元来そなわっているなら、それは「自然的」で、そなわっていないので、何かしらの意図的な操作を加えなければならないならば、それは「人為的」です。

つまり、夏焼さんがする"手のツボを押す"という行為は、人間本性のうちに元来備わった動機によるものである、と解釈することが出来そうです。また、他人のツボを押して痛がらせるのを好む嗣永さんは自然的であるかどうか、という問題を設定することも出来そうです。