10/23(日)

今、私はとても暗い部屋、自分の部屋にいます。暗い、というのは比喩ではなく、本当に暗い、物理的に暗い、光を扱うのは物理で良いでしょうか、よくわからないですが量子力的に暗い部屋にいます。なぜなら、部屋のメイン照明である、30型、32型二連装の電灯のうち、32型が点灯していないからです。私がこの部屋に引っ越してきた最初の日から、この蛍光灯は一度も持続的な発光に成功していません。チカッチカッと光り出しそうな意気込みは時折垣間見せるのですが、そこまでです。最初は近所のコンビニで購入した蛍光管を疑い、次に、それと対になっている点灯管を疑いました。それぞれ二つずつ購入したのですが、どう組み合わせても安定した照明は得られませんでした。光が欲しい……。これは部屋の設備に問題があることはもはや明白である、上の階に住んでいるという噂の(一度しか見たことがない)大家に掛け合って修理してもらおう、とも思ったのですが、先日書いたとおりベッドは収納に突っ込んであるし、生まれて初めてのことですが、壁にはBerryz工房スイッチON!のポスターが貼ってあります。ポスターが貼ってあることと大家に部屋をみせられないことの間には特に関係がないですが、とりあえず大家を部屋に呼んで修理してもらうのは諦めました。明かりが弱くても死なないのでしばらくはこのままにしておきます。
ところで、ポスターの話です。私の住んでいた前の部屋、そして学生時代に住んでいたその前の部屋、今の部屋も含めて全て六畳一間でフローリング、ほとんど同じ作りなのですが、そのすべてに、謎の棒があるのでそれの用途がなんなのか知りたいです。部屋の壁、大体頭の高さ、180cmほどの高さに貼り付けてある、厚さ2cm程度、幅が10cm程度、長さが2m以上ある棒、というか木の板です。最初はハンガーを掛けるのに使うのかと思ったのですがハンガーは上手く引っかかりませんでした。はじめてこの棒をみてから約八年、今、一番有力な推測は、画鋲を自由に刺しても良いゾーンとしてあるのではないだろうか、というものなのですが、そこに画鋲でポスターを貼ると下の部分がひらひらしたままになるか、結局下も何らかの接着方法で壁に固定しなければならない、しかも板には厚みがあるのでポスターは斜めになってしまう、という欠点があり、いまだになんのためにあるのか分かりません。