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二ヶ月ほど前に日記が職場の人にバレたようだと書きましたが、そうではありませんでした。誰も僕の日記など発見していなかったのです。
「日記を発見した」と言われたのは本当ですが、ハッタリの虚仮脅しだったそうです。僕は今月の末で職場が変わるのですが、その終了直前になって、もういいや、という事でしょうか、日記を発見したというのは嘘である、と、衝撃の事実を明かされたのです。
そのような嘘を堂々とつくのにも驚きますが、見抜けなかった自分も情けないです。これでは何のためにはてなカウンターのログを一日中眺めているのか分かりません。
騙されていたのは口惜しいですが、仕方ない事でもあります。というのは、僕はその方の日記を本当に発見していて、それをその方に伝えていたからです。一方的に日記を見られているというのは耐えがたい恐怖なので、不均衡を見かけの上だけでも解消するためにやむを得ず行ったのだと考えれば理解できます。
しかし、まぁ僕はこの二ヶ月ほどリアル知り合いに見られているという恐怖と戦いながら日記を書いてきたのですけど、こういう事が二度と起こらないように気をつけなくてはいけません。ただでさえ、いかにも日記を書いてそうな風貌をしているので普段から余程気をつけていなければならないようです。また、そういう人の日記を探し出すような能力に長けている人はやはり自分もまた日記を書いているような人でしょうから、こちらから先に探し出すというのも一つの手ではあります。これからは、知らない人に会ったらまずgoogleで検索するだけでは済まさず、mixigreeorkut、その他あらゆるSNSの類でも性、名、ニックネーム、生年月日、趣味、あらゆる手掛かりを辿って相手を見つけ出さなくてはいけません。まず相手より先に所在を発見するのが鉄則です。友達を増やしたいからといって色々なコミュニティーに顔を出すのも考え物です。それだけ相手に発見されてしまう可能性が高くなります。逆に、いくつか決定的に事実と異なるプロフィールを明らかにする事でこちらが特定されるのを避けると言う攻めの姿勢も必要となるでしょう(性別、国籍を偽る、等)。友達が作れないでは何のためにSNSをやるのか分からなくなってしまいますが、まずは自身の安全を最優先すべきです。