「透明感のある文章」について
YO
「透明な文体」と「透明感のある文体」は違う、と書かれているだけなのでどこがどう違うのかはわかりません。実質、手掛かりとなるのは
これは近代リアリズム小説を特徴付ける「透明な文体」とは異なる。
という一文だけです。もういい加減google:透明な文体で検索して答えを探そうかな、多分常識なんだろうし、と一瞬思いましたが、これはそういうことをしない企画なのでそれはしません。僕だけの透明な文体を探します。手掛かりになるのは「近代リアリズム」なのですが、これも実はわかりません。なにかがリアルなんだな、と解釈しておきます。あまりにも手掛かりが少ないのですぐに結論が出てしまうのですが、つまり、ここで透明なのは文体であり、透けて見えるのはリアル、現実、であるという事です。ただ、リアルに透けて見えるのが語り手の心情であるのと、実際にその場で起きている出来事であるのではまた大きく違うように思われるので、結局なんだかわかりません……。つまらない終わり方ですいません。
これは今自分で思いついたんですが、「地の文が主張しない 言文一意的な 物語の滑らかな消費を目指す 隠れた話者 的な 文体」を透明な文体、としておきます。