日記

二週間程前にXBOX360が故障して、まだ修理から返ってこない。ひまだから日記を書くことになるだろう、と思っていたけどあまり書かなかった。なぜなら、この期間は選挙とかぶっていて、日記を書くとつい選挙に触れてしまいそうになるからだ。選挙については書きたくないこと一位であるから、我慢した。今回の選挙は危なかった。まず、僕がとても嫌っている人気オモシロブロガーが投票しないことについてのエントリで大人気になった(タイトルだけで判断しているので内容はちがうのかもしれないけども)おかげで、おもわず投票したくなった。最終的には、そのような反動的投票行動は好ましくないと自制したけど、初期の段階ではかなり真剣にどこへ投票するか考えていた。
なにぶん初めてのことだったので、まず、総務省参議院議員通常選挙オフィシャルサイト[]を見てみると、投票するとニュースが全て自分に関係あることのように思えてくる、とか、書いてあり、どのような理屈でそんな奇跡が起こるのか、という点と、それ(ニュースが身近になる)が事実だったとしてそもそも嬉しいことなのかどうか、という点、計二点について疑問に思った。
その後はピュアにどこへ投票するべきか考えた。議員というのは主に法律を考えたり、多数決して法律を作ることにしたりしなかったりする人たちであるから、法律を作るのが上手い人を選ぶべきでは? とすると、国籍とか関係なく、うーん、おもわずこれは凄いと声が漏れてしまうような見事な法案を作るプロ級の法律専門家はどうだろうか、というところからスタートしたが、あまりそういう感じではなかった。次に、誰なら応援したいか、と、人柄に着目してみた。ここ三年程、人を応援することにだいぶ習熟したし、とにかく応援することにかけては誰にも負けない人たちと場を共有してきたわけであるから、これは有力ではないだろうか。しかし、議員候補の方達は年上、同性、と、応援する気持ちを素直に抱くためにはおよそ不向きな属性をお持ちの方が多かったので無理でした。しかしその属性は、逆に代弁者を選ぼうという際には有利に働くのではないだろうか。多数決で僕が有利になるような案を強力に推してくれるような。それはたとえば、僕には無条件で八十億をあげる、というような案だけど、それは無理なので、僕の範囲を少しずつ大きく、八十億を少しずつ減らしていって、一番最初に妥当するようなことを言っている人、もしくは政党。だが、そういう感じではなく、だいたいの場合は国がどうこう、という話で僕は別に国をどうこうしたいわけではなく、僕が所属する層の代弁をしてくれる人を選びたいわけであるから、たとえば、ゲームをやったりアイドルを応援したりしながらぼんやり生きてそのまま子孫等を残さずに死ぬ人が幸せに生活出来るような制度を作ります、とかそういう人が良いわけだけど、そういう人は単独だと絶対過半数がとれないので、色々組み合わせてちょっとずつ通す、とか、基本が多数決の超駄目ゲーなのでしょうもない交渉スキルが必要とされるはずでそうなるとやはり色々と必要とされるものが多すぎて予想が立てられん! と思った。あとそもそもそういう人の代弁をしようという人が立候補したりアクティヴに交渉したりするところが想像しにくいのでルール的に不利なのでは。
あと、今日全然関係ないところで、(国が)成長を諦めたらどうやってモチベーションを保てばいいのか、とか完全に狂っているとしか思えないことを書いている人がいて、この人は国の成長のために働いているのだろうか、と思ったけどまぁそういうこともあるかもしれない。無いと思うけど。経済指標でまとめて集計されるし制度がその中で共通になってるけど、結局そんだけのもんだし、それ全部よくするために考えよう、とかいわれても、はぁ? なので、対決色を強くすると良いんじゃないかなぁ、と思った。企業 vs 生活、とか意味不明なのじゃなくて、もっとリアルにどっちとも人間の。