Cutie Circuit 2006 六周目 / 舞浜

Cutie Circuit 2006の際だった特徴は、ファンからすると全く不可解で理不尽な参加コストの高さにあると思います。単純に、整理券をランダムに配布すればそれだけで解決する問題が沢山あるのに、なぜ頑なに先着順にこだわるのか？ なにか意図があるのかも知れません。それでなくとも、今回は発売開始が10:00でイベント開始が17:00。もちろん、イクスピアリは楽しい場所なので、色々と退屈せずに過ごす術があるわけですが……。
天候が不安定でピーカンだったり、やばいくらいの雨が突然降りだしたりしていました。CD購入後、晴れていたらライブが行われるはずなので、二階を見に行きました(整理券番号が大きかったので一階からは見られない)。Cutie Circuit 2006においては、余分に持参した衣類を手すりに結びつけることで場所取りを行う手法が一般化しています。コモディティ化している。しかし、今回はあらゆる場所取りが禁止されているようでした。係員から荷物の撤去を求められたファンが「ここで立ってるのは良いんですか？」と聞くと、「良い」と答えがあったようです。11:00時点で、そこは直射日光が容赦なく降り注ぐ厳しい環境でした。ここで真夏に七時間。僕らにとっては、身近に死を学ぶ良い機会になるだろう、と思いました。僕自身はさすがに無理だと判断して一度帰宅しました。
15:00過ぎに現場へ戻ると、もの凄い雨。ライブは中止。握手会のみです。これ以上どうやってコストを上げる方向へ変革するんだろう、と思っていましたが、ベネフィットを減らす手があるとは気付きませんでした。
握手会は素晴らしかったです。