嫌なら止めればいいのに、について

嫌なら止めればいいのに、は二つの解釈が出来て、「あなたがそれを嫌なら、それを止めることはあなたにとって良い選択肢だ」という助言と、「あなたがそれを嫌なら、(私は嫌なことを嫌々する人を見るのを見るのが嫌いなので)止めてくれると私にとってありがたいのに」というメッセージと取り得る。僕が使うとしたら、後者の意味で、単に、あんたなんかいない方が私にとっては都合が良い、という意思の表示です。私が「嫌なら止めればいいのに」と口にすると相手にとっては嫌な度合いが増すかも知れず、そしたらますます止めたくなるかも知れないので、とりあえずいっとけ、という言葉になりそうだけどイメージが悪いので使わない。
前者の助言にはもちろん反論が可能だけど(文句もあるけど好きなところもいっぱいあるので離れられないわ、それに嫌なことを嫌だって言ってたら直してくれるかも知れないし、等々)、後者の意思表示は本当に"きもい"と同じレベルに強力な単語なので、おまえこそいなくなれ、的な反応しかできない。でも私は実際にも嫌なら止める、を実践していてだからやっているのは好きなことばかり、です!! 執着を愛と言い繕うのは共依存に繋がるので恐ろしいと思います。嫌なら止めて嫌じゃなくなったら戻ってくればいいのに。