日記文体について(1)

新しい日記文体を考えていこうというカテゴリです。まず、文体というのがなんなのかわからん、という話がありますが、要するに、内容を抜きにしても、あー、これはid:あいつ、が、書いた文章やわー、間違いナイ! とわかるような、特徴、これを僕は文体と呼んでいます。必ず語尾がゴワスになっている、とか、そういうのです。僕は文体に特徴を持ちたい。何故なら、内容では特徴付けられないからです。
語尾でキャラクターをたてる手法はもうギャグにもならないというような時代ですので、もっとさりげないパターンを寄せ集めて特徴を付けていく、方が現実的です。たとえば、なにか世の中のあることの原因に対して面白いことを思いついた、というときに、

○○が××なのは△△だからだ、間違いナイ!! と思った。

と書くのと、

○○が××なのは△△だからかも知れません。

と書くのでは同じ面白アイデアを記述した場合でも印象が違うので、必ずどちらか一方を使用することで、自分を特徴付けることが出来るのではないでしょうか。おそらく、人気ブロガーや日記書きはそういった様々な計算を無意識にこなしているのだろうと思いますが、そうではない人(僕)は意識して努力しなくてはなりません。
ただ、新しく考えると言っても、無から創造するのは不可能で、というか、無から創造すると自分は面白いけど他の人には理解できない、ということになりますので、基本は様々な局面で使い分けられていた文体を意識して混合する、という形で、つまり、ミクスチャー文体をマッシュアップする、というような、手法になるかと思います。これはかなり今風だし、まずここまでの考えは間違っていないと思います。
で、肝となる、何と何を混ぜるか、についてですが、これはもう自分の出来ることと相談して決めるしかないようです。たとえば、一日の日記を日本語と英語を織り交ぜて書く、なんかは英語が書けないと理由で実行不可能なので、とりあえず単体では扱えるものを混ぜていかなければなりません。
英語と日本語を織り交ぜて書く、というのはすでに実践されている方が居て、すごいなー、と思ったので紹介させていただきます。

今レコーディングしているよ〜♪I'm recording now!

全文引用してしまいすいません! でも、これ以上切ると意味がわからなくなってしまうので……。melodyさんは日本語の文章の後にそれを英語に訳したものが続く、という、ある意味英語の勉強になるブログの書き方をされていて、短いセンテンスの日英語による反復がミニマル的な快感に生み出す感じでとても好きです。