思い出し考え

「私・今・そして神」(ISBN:4061497456) を読んでいて思い出した、本の内容とは直接関係無い、のですが、映画や小説がリアルだとかリアルでないとか、つまりこんな事はありえないからリアルじゃない、とかそういう話。をされた時に、そんな事を言ったら、実際にはどんなフィクションも全く起こっていない出来事を描いているし、もしどんなにありえなさそうでも、物理現象として到底起こりえないようなことさえ、起こってしまったら起こってしまったこととして受け止めるしかない、仕方ない、と言うのは現実と同じなのだから、そんな事はどうでもいいことだ、と思いました。が、僕はリアルかどうかと言うのを物語に対して感じる時もあり、それは主に視点の重なっている人、主人公さん、の考える事、や判断、にたいして感じます。それ以外のことはどうなってしまっても理由や原因は分からないし、そういうものだと思います。だからかどうか知らないですが、リアルに近未来、現実が描かれている、とか、いう宣伝文句には興味が惹かれないどころかむしろ避ける感じです。
もうすぐ「万物理論」が出るので楽しみです。