曙太郎さんについて

曙さんについて明るく楽しい日記を書こうと思います。先週やってたK-1曙太郎さん(元大相撲横綱)が出場していました。K-1のテレビ放送では、試合放映の前に、各ファイター*1の試合にかける意気込みをドキュメンタリー調で紹介する場合があり、曙さんの場合は家庭についてでした。曙夫人によると、曙さんは大相撲から引退した後、そのエネルギーを持て余し、時には余剰した力が家族に向かう事もあったそうです。しかし、K-1に参戦した後はあり余るエネルギーをハードな練習と強力な対戦相手にぶつける事が出来るため家庭内では落ち着いており、K-1参戦は曙家の家庭内暴力(DV)予防にも役立っているようです。
ドキュメンタリーが終わり、試合放映が開始されました。曙さんは対戦相手の武蔵さんをコーナーに追い詰めダウンさせると、しゃがみ込んで茫然としている武蔵さんの頭部に何度も何度も大きな拳を力一杯振り下ろしました(もちろん反則です!)。あまり相撲には詳しくないですが、どう見ても相撲の技には見えなかったので、曙さんの闘争本能から出た行動だったのだと思います。僕はそれを見て、曙さんはたとえ勝てなくてもK-1に出場し続ける義務がある、と思いました。武蔵さんは体が丈夫なので辛うじて息がありましたが、曙夫人や娘さん相手にあの拳が振るわれたら確実に頚椎を損傷し死に至っています。そんな光景をテレビで見たくは無いので……。

*1:ファイターというのはK-1用語で選手の事です!