手紙を書くことについて(1)

カントリー熱が高まったので、もう一度ラジオ番組への投稿にチャレンジしたいと考えています。前回は、四通メールを送った時点で挫折しました。もちろん一通も採用されていません。簡単なところで、まずはライブの感想を送るところから再開したいと思います。ライブやイベント、フットサルの試合については必ず最低一通感想ハガキが読まれるので、安定した狙い目であるといえます。もちろん、その分競争率が高いのかも知れませんが。
自分にハガキ書きの才能がないことは十分承知しているので、分析的な手法で努力したい。いままでの放送は全て最低二回以上聞き込んでいるのですが、採用の基準は今ひとつはっきりとしません。ネタハガキなのに、全員に「意味がわからない」、「今度から理由も書いてくれ」、とコメントされているハガキがありました。では何故採用されたのか、と思います。一つはっきりしているのは、ハガキを選んでいるのはカントリー娘。のメンバーではない、ということです。
ただ、感想メールについてはある程度採用されやすいフォーマットが存在するように思えます。感想自体はストレートな、引っかかる部分が少ない内容であり、かつ、ハガキの末尾にはその後のトークが展開しやすいような疑問文であったり、メッセージ性の強い一文が付加されている。このようなハガキが読まれやすいのではないだろうか。
ストレートな感想をAパート、その後のトークに展開しやすい部分をBパートとします。AパートとBパートの間には特に深い関連を要請されないので、それぞれ独立して文章を考える。仮にAパートを10パターン、Bパートを10パターン考えたとすると、全部で100通りのライブ感想メールが作成できる。これは、簡単な"組み合わせ"の計算です。こうして作成したメールを全部送信すれば一通くらい読まれるのではないだろうか? というのが最初に考えた作戦ですが、一人の人間から変わり映えのしないメールが100通送られてきたとしてそのうち1通を採用するという度量がスタッフにあるだろうか、そもそもそれ以前にスパムメールとして即ゴミ箱行きになってしまうのでは? などの懸念が浮上したため、この作戦は引っ込めました。であれば、"何通までなら同じイベントに対する感想メールが許容されるのか?"を考えるのが先決であるといえそうです。
この問題についてはバスツアーの感想を送るときも考えたのですが、その時は一通しか送りませんでした。何故なら同じイベントの感想を二回に分けて送るのは不自然だからです。二回に分けて送るなら一通に纏めて書けばよい、しかし纏めると到底ラジオで読むにはふさわしくない長さになってしまう。このジレンマは乗り越えがたいので、諦めて一通だけにしようと。この方針は今回も堅持します。
となれば、今やるべきことは100通のメールの中から一枚だけ送るのにふさわしいメールを探す、という作業です。仮に、こういうメールが残ったとします。

カントリー娘。のみなさんこんばんは! Shibuya des Date、参加しました! 浮気なハニーパイに始まり、「壊れない愛が欲しいの」でのあさみさんのダンス格好良かったです。
アコースティックパートでのSEXY BABYのフラメンコもとてもセクシーでした! バンドの皆さんもちょい悪で格好良かった
他の曲も全部楽しくて最高でした。是非またライブ、やって欲しいです。楽しみにしています。

ところで、最終公演、里田さんとみうなさんがまちがえて服を着てしまったという話、里田さんは「ちょっときつかった」、みうなさんは「なんか重かった」って言ってましたけど、みうなさんの「重かった」ってどういう意味ですか?
とても気になるので是非教えてください。

無闇に卑下するわけではないですが、読まれそうな予感が全くしない。というか、今までに書いたメールのうち、一通にでも読まれるんじゃないか、という期待を抱けた試しがありません。理由は全くわかりません。これは深刻な悩みの吐露です。どうせ読まれないなら、多少自分の色を出してみるのはどうだろうか、と、なかばやけっぱちに思います。たとえば、みうなさんの大好きなセレブ色をメール前半に加えてみるのは?

カントリー娘。のみなさんこんばんは! Shibuya des Date、参加しました! 浮気なハニーパイに始まり、「壊れない愛が欲しいの」でのあさみさんのダンス格好良かったです。
アコースティックパートでの、ゴホッゴホッ、失礼、摘みたてのトリュフがのどに刺さってしまいました。私は今このメールを話題のシェフが腕を振るう最新のフレンチレストランで書いています。そう、SEXY BABYのフラメンコもとてもセクシーでした! バンドの皆さんもちょい悪で格好良かった
他の曲も全部楽しくて最高でした。是非またライブ、やって欲しいです。楽しみにしています。

どうでしょうか。とりあえずこっちで送ります。