Skype英会話

数年前から、フィリピンの方を講師にして、skypeを使って行うタイプの英会話を提供するサービスが存在しています。僕は、昨年12月末から始めたのですが、月5000円くらいだし、まったく英語関連の能力が向上しなくても趣味として成立するくらいに面白いのでお勧めです。
スクールは大手から小規模なものまで沢山あるようですが、結局レッスンの内容は予約をとった講師しだいなので、それ以外の条件をみて選ぶといいようです。料金体系は、月に5000-10000円前後、毎日30分〜1時間、という設定のところが多く、1レッスン100円から、というような表記は毎日レッスンをとり続けた場合の理論値です。料金以外に比較出来そうな条件としては、営業時間、講師のいる場所、ビデオが使用可能かどうか、が重要かなー、と思います。
フィリピンとは時差が一時間なのであまりに遅い時間までやっているところは多くないです。僕が受けているところは最後のレッスンが24時開始。講師のいる場所に関しては、一般に、講師の自宅やネットカフェでおこなうタイプのシステムより、講師を一箇所に集めて行うスクールの方が、回線や環境が良いようです。回線重視なのは、ビデオが使えないと、ひょっとして私があまりにもなにを言われているか理解出来ないので講師が怒っているのでは? という不安を打ち消すのが難しくなるからです。なので音声のみで平気な人は条件から外してもいいかもしれません。予約の取りやすさも重要だと思うのですが、僕の利用しているところは開業してまもないため、常に予約が空き気味で、あまりこだわらなければ、困ることは殆どありません。僕の場合、二人の講師(以下、Vさん、Cさん、どちらも女性、というか女性しかいない)にお世話になっているのですが、どちらとも予約が埋まっていることは殆どないです。ちなみに、本当はVさんCさん交互に受講したいなぁ、と思っているのですが、たとえば、Vさんに、じゃあ、明日はここをやりましょう、と言われると、いや、明日は違う人にしたいので……、といえない(単純に言い方が分からない)ので次の日もVさんにせざるを得ず、明確に明日、という言い方をされなかった場合に切り替える、という感じになっています。英語で絵画のキャッチをされたら確実に複数枚買わされるタイプです。
で、どの辺が面白いか説明しようと考えていたのですが、どちらかというと辛い部分のほうがより多く思い浮かびます。私は、無意識に自分を騙して学習を続けようとしているのかもしれません……。辛いことならいくつでも上げられます。一番辛いのは、ジョークがわからないことです。とくに、Vさんは、なーんちゃって、的な言い方をよくするのですが、前半で何を言っていたのかがわからないのでなんだかわからないけどジョークを言われていたらしい、ということだけが伝わる感じになりすごく辛い……。いままで、私は自分のジョーク解釈能力に自信を持ちすぎており、わかりづらいジョークほど面白い 、と思い込んでいましたが、今後は、わかりやすい、みんなで楽しく笑えるジョークを言うように心がけたいと思います。まぁ、何をいってるのかわからない、ところが問題なのでジョークのわかりやすさとはまた別の問題かもしれませんが……。また、レッスン中に、今日なんかあった? と聞かれたり、クリスマスはどうしてた? と聞かれるのも辛いです。今日はなにもなかったし、クリスマスは仕事をしていました、というと、えー、どっか遊びにいったら? 寂しいねぇ、とか、そういうテンションの返事が返ってくるし、特別そういう話題でなくても私生活に関する話はあまりしたくない(というか話すことがない)のでそのへんが辛い! レッスンの内容がどうとかより、その辺の話題に対する反応で講師を選ぶといいかもしれません。僕の得意な話は、インターネットとゲームなのですが、微妙に食い違うためあまり発展しません。把握できた範囲では、SNSFacebookをみんな使ってる感じ、家庭用ゲーム機はもってないけど、PCでFacebookのゲームや、FPSをやったりもする、ようでした。FPSも昔はやってたけど、全く上手くならないからやめたよ! といったら、たしかにあなたは殺しやすそうね、と言われたのですが、それもジョークなのかなんなのかわかりませんでした……。また、一番驚いたのは、今日は悲しいことがあった、といわれたので、どうしたの? と聞いたら、家でかっている猫が誰かに毒をもられて五匹死んだ……というものです。これはジョークではないと思います。悲しい……。