140文字ユーモアについて

ジョークはジョークらしく肩をすくめながら口に出すのがマナーであるのと同じように、ジョークはジョークらしく書くべき、という圧力が存在するので、過去色々な手法が試された。つまり、ストレートなところでは(笑)や(www であり、僕個人が現在も愛用しているものとしては、!!!!!や、……などの、(過剰な)感嘆符や三点リーダがそうです。
なぜこのような、「ここは面白いと思って書いてますよ」という標識が必要なのか。真剣に話している人を笑うのには一種の後ろめたさがつきまとうので、書いている本人が自分を客観視出来ていることをアピールするのが重要だからではないかとおもいます。また、この標識は一定の文言として文章に埋め込まれているとは限りません。多少文脈とずれる流行のフレーズや単語を無理やり文章に埋め込む事でも実現できます。今だったら、「トリアージ」や「要は勇気がない」、「凛として」です。これらは、その文章がなにかの意味を伝える事だけに集中してはいないことを示します。僕は、このような単語やフレーズが、無理のある形で文章に埋め込まれているのを発見した時点で、あ、これは面白文章だな、と判断します(実際にそのような文章をみた事があるか、といわれたらほとんどありません。「トリアージ」を面白キーワードとして認知する人間が実際世界にどれくらいいるのか、という事を考えると、自分で使うのには非常に心許ない。しかし、ここで書こうとしている面白さ自体が、僕自身が面白いと感じる体験にしか基づいていないので、端から実用性などないかもしれません。「トリアージ」がそうでないと思うなら、「アルファベット数文字の後ろに2.0以上の任意の実数をつけ」て利用してください。SATSUGAI 2.0とか)。
ここから本題ですが、twitterは140文字しか利用できないので、こうした手法の更なる進化が見られるのではないか、とおもい、ふぁぼったーをざっとみてみました。その結果、僕の推測はあまり正しくないのではないか? と思いましたが、特例として日記内では現実を超越しても可とすることにしたので続けたいと思います。つまり、それほど明確な、独自の標識は見られませんでした。一応、何度か見かけた標識を並べておくと「だけの簡単なお仕事」、「という現象に名前をつけたい」、「ですね、わかります」、「みたいな」、「してて、吹いた」、「おや、誰かきたようd」、「な事実。」、「するあそび」あたりはそうだと言えますが、どれも別の媒体でも見かけるものです。とりあえず、これらの決まり文句は今後も絶対に使わない事にします。
僕が、個人的に好きな決まり文句は、文末で「……なので死にたい(死にません……)。」です。これは、死にたい、という欲求を表明した後、実際には死なないという事実認識を示すことで視点をずらす効果がありとても面白いと思いますが、それほど一般的ではなく、濫用するとパクり(星)になってしまうのであまり使えません。若干アレンジして、「……なのを見て吐いた……(吐きません)。」というのを考えました。これは事実として、「吐いた」と書いているのに実際は「吐いていなかった」という事で訳が分からず更に面白いのではないか? と思うのですがどうでしょうか? 吐く、という言葉自体が好きではないので使わないと思いますが……。「……なのを感じ、涙を禁じえません……(禁じました)。」とか……。決まり文句に頼るのではなく、その場その場でバズワードを取り込む方式にするか、もっと別の手法を考案するのか、いろいろと試してみたいものです。