TOEIC

何年かは転職するつもりも無いしそもそも有利になるほどのスコアが取れないので当面TOEICを受けるつもりは無いのだけど、何か数字で結果が出たら少しはやる気が出るだろうかと思って、「TOEICテストスーパー模試600問(ISBN:487234975X)」を買ってきた。これは三回分の模試がついていて、結果をTOEICのスコアに換算する表も付属しているから、私のような用途にはぴったりだと思う。一個目の模試をこないだやってみたところ、650点前後らしい。正答数で言うと六割も無いので、リスニングの問題はほとんど何を言っているのかわからず言葉の切れ端から想像、リーディングもほとんど勘ですよ。英語の勉強っていってもほとんどハリー・ポッター読んでただけだからこんなもんだな…、Jim Dale*1が問題読んでくれたらもっとわかるのに、と思った。
励みにするだけなら半年くらい経って二回目の模試でもやれば良いんだけど、結構口惜しかったので受けるつもりの無いTOEICの対策本まで買ってしまいましたよ。English板ではキム本として有名な『TOEIC Test 「正解」が見える(ISBN:4770029616)』。キム本て呼ぶのはなんか感じ悪いな、と思っていたのですが、もともとEnglish板のTOEIC関係のスレでは石井とか長本とか姓を呼び捨てにする風習があるのと、本の中でもたびたびキム・デギュン式などと著者の名前が印象深く利用されているので自然な事かもしれない。そのキム・デギュンTOEICの「急所」ですが、凄い。

急所1
Part VIでequipment, information, furniture, mail, luggageにsが付いている状態で下線が引かれていれば正解である!

急所3
名詞/動詞の数の一致

私なんかは小心者なので並列にするものはフォーマットをなるべく揃えた方が良いかな、と思ってしまうんですが、急所1とか長すぎだし完全な文章なので凄い。3は文章じゃないし短い。まだ全部読んでないけどこの本は面白いです。実際受けるのにも役に立ちそうだし、英語で書かれたテンションの高い文章を日本語に訳したものと同じような面白さがあって良い。「人生と同じで、初めが肝心なのである!」とかいきなりでてくる。私は「人生は初めが肝心だ」という説はあまり聞いた事が無いのですが、韓国では有名な格言か何かなのでしょうか?初めも肝心だとは思いますが、今更どうしようもないので少し救いの無い考え方だと思います。

*1:ハリー・ポッターのCDで朗読してる人