津田
楽しい日記を書くために、今日から日記の体裁を対談風もしくはTRPGのリプレイ風に改める事にしました。宜しくお願いいたします。通常、日記は一人によって独りで書かれ、独りで読む、そのように消費されていますが、やっぱり一人は寂しい。例え実際には一人で書いているにしろ、複数のペルソナを駆使してまるで大勢の人間が対話しているかのように日記を書くことで楽しみを増やし、寂しさを減らせる。二人が登場する対話編なら楽しみは二倍、寂しさは二分の一に、三人なら三倍、三分の一というように。
津田
このような思いつきを実行に移す経緯としましては様々にまた込み入った揺らぎが存在します。根底にはウェブ日記という形態をとった記述の素性に存在する不明確、未定義に対する不安があるかもしれませんが、直接の契機は自分の日記の目に余る緊張感の欠如、意識の低さに嫌気が差した事です。殊に最近は憐憫を乞うような内容の日記ばかり書いていて自分の事が嫌いになってしまう、セラピーとして日記を書いているのにこれでは逆効果です。経験した事のないフォーマットを強いることによって慣れを排除し、意識的に日記を書く事が可能にる、結果、精神状態の安定にも大きく寄与すると思われます。また無意識に精神の不安定を主張してしまいました。実際にはそんな事はないのですが、何故日記ではそうなってしまうのでしょうか。
津田
実は日記などすっぱり止めてしまおう、とも思っていました。日記をやめて別の場所でBlogをやろう、と。
誰か
同じじゃん!
津田
こういう奴をやろうと思っています…。死にそうです。しかし前へ前へと行かなければ応募も出来ないのです。平気です。連休の真中二日間は主にアメリカンジョークを暗記する事に費やしましたが、いくら暗唱出来るようになってもそれを口にする事が出来なければ、アメリカンジョークなど覚えていないも同然です。
津田
それで、はてなをやめて他の所でBlogをやろうと思い幾つかアカウントも取得したのですが、はてな文法が体に染み付いていたので断念しました。
津田
さて、日記伝統に則って対話編を記すとなれば当然その相手には憧れの女性キャラクターを登用することになります。私の憧れ女性キャラクターとなるとハーマイオニーか渡辺真里さんですが、ハーマイオニーは英語と古代の魔法語しか喋れない、ハーマイオニーは大変優秀な学生なのでもしかしたらマグル語も他に幾つか習得しているかもしれませんが、日本語を喋れるとは思えないので残念ながら対話相手としての適性に基本的な所で欠けています。渡辺真里さんはキャラクターではなく実在の、三つの次元に展開する女性です。しかも私は渡辺真里さんの見た目が好きなだけなので、実際の渡辺真理さんの挙動に関する情報はほとんどもっておらず、私のもつ渡辺真理さんに似た観念と実際の渡辺真理さんとの間には通常よりも大きな隔たりがあるため、それを他人様の目に曝すような行為は羞恥心から到底許容できません。
津田
よって、いまなお誰と誰の対話として日記を書くのかという基本的な点に関する展望を著しく欠いた状態ではありますが、暫らくはこのように日記を書いていきたい。もしくは日記を書かない。あるいは、三人称で日記を書くというかつて断念した夢に再びチャレンジする、などの別の規制を採用する。
誰か
色々大変ですね。
津田
なんでしょうかこれは。