迎撃オフについて

色々思うところあって、迎撃オフをしたいのですが、しようと思って出来るものでもないので悩み中です。つまり、迎撃するにはまず攻撃されなければならず、またその事実が発生する以前にあらかじめ把握している必要があります。もちろん、依頼してこちらまで来てもらい、そこを迎え撃つことも可能ではあります。普段X地点在住のA氏をこちらのテリトリー内Yポイントで迎撃する、という事態を能動的に発生させようとおもったら、まずA氏にYポイントまで来てもらうよう依頼すればよい。しかし、これはさすがに厚かましい気がしますし、迎撃、と言う言葉にそぐわない感もあります。
たとえば、大陸間弾道弾が弾道弾迎撃ミサイルに迎え撃たれるところを想像してもらうと分かりますが、大陸間弾道弾は別に迎撃されるために遠路はるばるやってくるわけではないのです。どこかを攻撃しようと思ったら、たまたま迎撃されるわけです。なので、語感にただしく従うのなら、A氏のYポイントまでへの移動はなにか別の目的を持っているべきです。更にいうなら、迎撃オフによってその目的の遂行が阻害されるとベストですが、友好的な雰囲気でオフ会を開催するのは難しくなるかもしれません。
このように、そもそも"迎撃"可能な状態が発生する頻度が低いため、迎撃オフを開催するのは困難です。しかし、ここでまたミサイル防衛からヒントを得たのですが、"迎撃"というのはなにもこちらの領域内で行う必要はありません。大気圏外を慣性飛行している間に打ち落としてもかまわないし、加速している段階でレーザーを利用して攻撃することも可能なようです。迎撃オフも、わざわざ自分が住んでいるところまでくるのを待っている必要はないのではないか。僕は関東在住ですが、A氏を迎撃するためにA氏が関東に来る機会を待つ必要はない。東北や、九州に住んでいるA氏が近所のIKEAに家具を買いに行く、という予定を目にしたら、奇遇ですね、じゃあ、IKEAのそばで迎撃オフをしましょう、という提案をすることだって、理論的には可能ではないか。