マイ同人誌がつくりたい

K2Da2008-08-26

基本的には全ページ白の文庫本、マイブックの翻案、同人誌版ですが、ところどころから透明な悪意がひょっこり顔を出す感じにしたい。まず方向性が二つ考えられる。

  1. 本当に全ページ白
  2. 欠けている部分を穴埋めしてくと同人誌が完成する

1は簡単に作れそうだけど、同人誌を出してやったぜ感が薄そう。2は究極としては著者名をいれるだけで同人誌が完成する、というところから、吉野家テンプレートエンジン風に本を一冊つくるもの、もっと白に近い大まかなもの、まで色々考えられる。1にしろ2にしろ、Web上のサービスでやるほうが柔軟性高そうですが、(書きたい事はないけど)同人誌を出してみたい、という僕の欲望が満たせないので却下。

いかに個性をだすか

やはり、本当に白なのはつまらないので、書くこと無いなりに文章は書きたい。

  1. 全ページ白だが、同人誌の書き方手引きとしてわら半がついており、そこに文章を書く
    1. 同人誌の書き方、を装いながら、内容は同人誌界隈あるあるギャグ
    2. 問題点:同人誌はほとんど読んだ事がないのであるあるネタとか知らない
    3. 買った事のある同人誌は「平成元年のバスケットボール」が載ってる『ヘリオテロリズム特別号「20」』と、『fuck and literature g:neo』だけである。この二冊の共通点を抽出しても、まったく「同人誌あるあるネタ」、にはならない、のではないかと思われる
    4. この路線を目指すなら、同人誌界隈に詳しい人にほとんど書いてもらうことになる
  2. 友人からもらったイラスト、とか、友人が応援するために書いた文章、みたいなのが巻末付近についており、それを書く
    1. 利点:同人誌は作ったことあるけど、友人がいないので友人からもらったイラストとかは同人誌に載せた事がないという人のニーズにマッチする
    2. 利点:一人一ページ担当すればいいので、複数の人が参加しやすい
    3. 利点:「○○さんへ、どーん!!」(どういう事を書くのかよくわからない)で、○○のところを空白にしておいて、当日売り子をしている人が○○のところを埋めるという当事者性満点なサービスが出来る
      1. 当日来てない共著者のところは、あらかじめ手書きでひらがな50音全部書いておいて、それを切り貼りして使ってもらう
      2. もし、同じひらがなが二文字ある名前(例:かがわ)だったらどうすれば良いか → コピーして使う
    4. 問題点:イラストを描いたことがない
  3. 「同人誌が完成したら送ってくださいキャンペーン」を行う
    1. 利点:同人誌がただで読める
    2. 問題点:もし、悪意に満ちた内容の同人誌が送られてきたらショック
  4. あぶり出しすると、「テンプレートに頼らず自分で作れよ」的な罵倒が出てくる

販売箇所

文学フリマコミケしかしらないけど、文学フリマはちょうど申し込みが終わったところだった。委託、という制度についてはよくわからないので調べる。

協力者が必要

同人誌は複数で書くもので、一人で書いたら個人誌ではないか、と思っているので共著者が必要。もちろん、購入者が同人誌を完成させたらその時点で完成した同人誌の共著者と言えなくもないが、それだと、「未完成の同人誌として振舞う"個人誌"」を販売したのであって、「未完成の同人誌として振舞う"同人誌"」を売ったのではない、と言われてしまうかもしれないので協力者は必要。
ブクマしたら協力者とみなすのでどんどんブクマしてください。もちろん僕には他人のブラウザのブックマークを知るすべなどありませんが……。