ラーメンについて

ラーメンのスープに、炊いたお米、要するに、普通のごはんを入れて食べるのが好きだ! 食べてみたい! といつも思うのですが、はしたない感じがするのであまりしたことはありません。店によってはラーメン雑炊、ラーメン茶漬け(その名に反してお茶は入っていません)などの名前でラーメンのスープに入れる用のごはんをメニューとして用意している場合があるので、そのときは迷わず注文します。
なぜ、ラーメンには麺が入っているのか。最初からお米が入ってもいいのでは? ほとんどのラーメンは麺の替わりにお米が入っていても成り立ちそうな気がするし、僕としてはそちらのほうが嬉しい。
#もちろんやった事があるわけではないので、もしかしたらラーメンには麺が入っているほうがおいしいのかもしれません。そこが気になる人は、ラーメンにお米が入っていたほうがおいしい、別の並行宇宙の日記だと思って読んでください
とりあえず、ラーメン、牛丼、カレーについて考えます。この三つは僕が好きな食べ物であり、また、ほぼ単品のメニューで店が成り立つほど現代の有名トップメニューです。炭水化物 + α で構成され、皿が一つ(おかずが分離されていない)という点も共通しています。
牛丼、カレーの炭水化物は米です。ラーメンだけが麺。それほど人気は高くないものの、牛肉うどん、カレーうどんといった、米 → うどんの交換は成り立つ。ただ、米の替わりにうどんを使ったドリアはみたことがないので、常に成り立つわけではないようです。
今、僕は、チャーハン、モスのライスバーガー、サブウェイのサンドイッチ ⇔ ラップ、などについて30分ほど考え込んでいましたが、纏まらなかったのでそのことについては書きません。なぜ、麺の替わりにお米を使ったラーメンが出てこないか、に絞って書きます。要するに、見た目がよくないのではないか? 液体の中に米が浮いている、そんな状態を良しとしない風潮のせいではないかと思っています。カレーもどうせ混ぜて食べるのだから最初から混ぜた状態で出してくれればいいのに、と思いますが、それはしてもらえない。たぶん、吉野家でも、並、つゆだく、よく混ぜた状態で、という注文は受け付けてくれないと思います(それは単に面倒だからかもしれませんが)。あと、食事の大部分が均質な料理(先に挙げた三つはすべてそれに該当します)に対する蔑視についても考えました。