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K2Da2007-09-03

判別出来るか出来ないかギリギリですけど、横縞の囚人服を着た男が僕で、申し訳ないことにその男にぶつかってしまっているのが(多分)中島早貴さんです。まわりのオタの方含め、嬉しさのあまり肖像権を侵害してしまいすいません……。
僕はこの日、Cutie Circuit 2007 〜MAGICAL CUTIE 感謝祭〜 という、いわゆるファン参加型の運動会、いわゆる、という程一般的ではないと思いますが……、に参加したのでした。ファン参加型、といっても全員が運動に参加出来るわけではなく、おそらく2/3程のファンは応援合戦という、客席からの声量対決にしか参加出来ませんでした。僕も自分でひいたくじは応援合戦だったのですが、同行していたヲタもだち(オタの友人)が「自分は参加出来ないから」(理由は精神的なものです)といってくじを譲ってくれたので、チーム「Red Cutie」の一員として「マジカル☆大玉転がし」に参加したのです。今考えても、競技に参加する権利をひとに譲るなんていうのはとても信じがたいことだしありがたいことです。競技に参加するためには、「上履き、またはスニーカーの場合は裏面が白もしくは薄い色のゴムで出来ているもの」が必要でした。ほとんどのファンはそんな靴を持っていないので、わざわざこのために靴を購入したのです。会場に入るまで、こんなにも競技に参加する確率が低いとは想像も出来ませんでした。あるファンは憤慨して、「こんな靴ここ以外では決して使わないんだから、競技に参加出来なかったらそのままABC MARTに返品する!」といっていたくらいです。その方は競技に参加出来ませんでしたが、実際に返品したかどうかはわかりません……。
それくらい貴重な競技への参加権を譲って頂いた僕は相応の気合いでもってフィールドにおりました。「マジカル☆大玉転がし」はその名に反して、ほとんど大玉を転がさない競技です。大玉は主にオタの上に祭り上げられて弾むように移動します。わかりやすく説明するなら、危険を感じるくらいの速度で監督が移動する胴上げといった感じでしょうか? ℃-uteハロプロエッグのメンバーは高速で移動する大玉と移動しないオタの横を走り抜け、折り返し地点、ゴール付近といった重要な箇所で大玉を転がします。早くゴール出来たチームが勝ちです。
僕が参加したのは1レース目だったので、大玉がどれくらい弾んで、どれくらいのスピードで移動するのか、というのははっきりしていませんでした。実際にレースが始まってみると、おそらく大方のオタの予想を超える勢いで大玉は弾むし、℃-uteのメンバーが全力でダッシュしないと追いつけないほど素早くその位置を変えました。あまりにもよく弾むので、大半のオタは大玉に触れることも出来ず、頭上を通り過ぎていく大玉を眺めて身構えるだけでした。僕は大玉の弾み具合を見て、列から離れるように移動しました。大玉が大きく列を外れてしまった場合に素早くリカバリ出来るようにしよう、と思ったからです。その途中で、「あっ!」とか「きゃっ!」というような声が背後から聞こえて、背中に軽い衝撃がありました。僕は誰か他のオタにぶつかってしまった、と思いながら大玉の行方を目で追っていました。この時は、その声と衝撃の間に関連があるとは思いませんでした。ちょっと間があったように感じたからですが、それは極度の集中で時間感覚が狂っていたからかもしれません……。ボールが折り返し地点に近付いて、また復路で自分のところにくるまではすこし時間がかかりそうな感じだったので、同じチームの仲間に気さくな謝罪でもしようと思い、背後を振り返るとそこには誰にもいない……。これは真夏の怪奇現象について語っているわけではなく、ヲタ日記です。要するにさっきぶつかったのはオタではなく、℃-uteか、ハロプロエッグのメンバーだったのでは? と思いました。結局大玉には一度も触れることなく競技は終わり、客席に戻りました。僕にぶつかったのが誰だったのか、見た人がいないか探そうと思いましたが、面倒だったので探しませんでした。そして今日、偶然にもインターネットで見つけた映像にその場面が記録されていたのでよくよく見てみると!! ということです。急激に後退してしまいすいませんでした……。