『カントリー娘。の1泊2日バス旅行in軽井沢』に行ってきた(3)

ポラ撮影後からテニスまで

ポラ撮影後にはテニスを行った。公式にはテニスをやったことになっているが、どれだけ好意的に見てもそれはテニスではなく、単にカントリー娘。の皆さんが投げたボールをテニスラケットで打ち返し、的に当たったら軽井沢特産? のジャムがもらえるというミニゲームでしかなかったです。が、公式にはテニスをした、という言い方をされていたのでここではそう書いておきます。
ポラ撮影が終わった参加者は隣にあるテニスコートへ移り、ポラ撮影全体が終了するのを待ちました。この時点で参加者はカントリー娘。の皆さんと間近に接触してかなりテンションが上がっており、そのうちの一人はなぜかエアロビの振り付けを一人で延々踊っていました。僕もエアロビをすることがあるのでそれがどういう名前の動きなのか一々解説できますが、誰も興味ないと思うので書きません。彼はツアー終了まで常に目立っていて、2日目の握手会終了後には「ずっと大好きだー」という絶叫を何回も繰り返したりしていて面白かったです。無償で披露されるエアロビを眺めながら待っていると、ポラ撮影を追えたカントリー娘。がテニスコートへやってきました。それをみたエアロビ男性は即座に土下座をしていました。それからなんやかやと挨拶があり、バスの号車毎に別れてミニゲームを行いました。このミニゲームは相当に難しく、僕のバスではテニス経験者の人が一人、それ以外にもう一人しか成功しなかったようです。僕は失敗しました。

抽選会-ミニライブ

それから宿へ行き、夜に行われるミニライブの席抽選と、その他の雑務(食事など)をこなしました。ミニライブは昨年まで常に野外で行われていたのですが、今回は室内でした。昨年まではツアー自体が北海道の花畑牧場で行われていたので、この辺の変化は古くからのカンオタにも予想が付きにくかったようです。会場へはバスで向かったのですが、これが長かった。一時間以上かかったと思います。宿から近いと思っていたのでみんな驚きの色を隠しきれませんでした。会場はちゃんとしたホールで立派なところでしたが、土足厳禁なのでスリッパに履き替える必要がありました。僕は別にスリッパでライブを見ることに抵抗はないですが、そうでない人もいたようです。添乗員のかたが、「会場ではスリッパに履き替えてください」というと、「おいおい、俺にスリッパで跳べッてのかよ!」と憤慨していました。これには「スリッパで跳べよ(別にスリッパでも跳べるだろ)」という反応と、「そもそもライブ中に跳ぶな」という二種類の反応が見られました。
ミニライブは三人それぞれのソロもありという感じで楽しく終わり、そのあとはパジャマトークをイメージしたというトークのコーナーがありました。これはかなり気恥ずかしい感じがありよかったです。
そのあと宿へ帰ってワールドカップを見ながら寝ました。ポラへのサインはワールドカップを見ながらしたそうです。

集合写真

2日目は、集合写真撮影(植樹) → スタンプラリー → 握手会でした。集合写真は号車毎に二つに分かれて写真を撮るというものです。その際、木を植えました。この木はなんのために植えるのかよくわからなかったですが、とにかく植えました。なんのために植えるのかよくわからない感じが良かったです。

スタンプラリー

スタンプラリーは一時間以内に五箇所のスタンプを押すという競技でした。その際、五箇所のスタンプ置き場のうち三箇所にはカントリー娘。のかたがおられ、ジャンケンに勝つと余計にもう一つスタンプがもらえます。スタンプを五箇所集めるとバスツアーのロゴ入りの袋がもらえ、加えて全てのジャンケンに勝つとツアー参加IDパスに全員のサインが入れてもらえました。時間的には余裕があったので、五つのスタンプはほぼ全員が取得していました。僕はジャンケンが一勝二敗だったので袋しかもらえませんでした。
全員が真剣に勝とうとしているので各所で"俺はあさみにチョキで負けた"、"じゃあパーで行ってみるよ"、などの情報交換が行われていました。そんなんランダムだろ、と僕は思っていたのですが、そうでもなかったようでした。終了後にメンバーのかたが話していたところでは、里田さんは本当にグーばかり出していたし(癖だそうです)、あさみさんは参加者に"グー出すから負けて!"と頼まれると負けてあげていたそうです。なので、冷徹に真剣に勝負していたのはみうなさんだけだったようです。みうなさんは、自分以前に既に他の二人に勝利している、つまりあとはみうなさんに勝てば全勝が決まる、というひとを見たら絶対に負けられない、と思うらしく、特に真剣にジャンケンを行い、その勝負に勝つと本当に嬉しそうにしていました。さすがだなぁ、と思いました。

握手会

握手会は長かった。三百数十人に一時間かかりました。僕のキッズオタとしての握手会経験からすると異常な長さです。1200人でも一時間で終わるのが普通のスピード。割り算するとわかりますが、一人一人と一往復から二往復の会話が出来る長さです。僕は今まで握手会で意味が聞き取れる発話に成功した経験がないので、この長さには参りました。前の人が終わらないと移動できないので、さすがに十秒間黙ってるわけにはいかないし、ファンは勢い込んで話すのが普通なので、カントリー娘。の方々もこちらが喋るのを待っている、わけです。結果としては以下のようなことを言いました。あさみさんには「この四月からファンになりました。よろしくお願いします」。よろしくお願いします、はひどい。別にそんなことはお願いしたくなかったですが、直前の人が六年前からファンであるというようなことをいっていたので対抗する気分もあって引き摺られてしまいました。これは反省した。里田さんには「ラジオ聞いています。二部開始おめでとうございます」「ありがとうございます。どうですか?」「楽しく聞いています」「感想送ってくださいね」。これは会話だと言える。感想は送りました。なんの感想のことを言っているのかわからなかったので、バスツアーの感想を送ったのですが、ラジオの感想のことだったのかなぁ。ちょっとわからない。みうなさんには「サッカーマガジンの日記読んでます」と言ったのですが、その間みうなさんは僕のTシャツに書いてある文字(鳥人間)を指さして音読していたので、聞こえたのかどうかから疑問でした。でもとりあえず納得したらしく、「どうですか?」と言っていたので「とても文章が上手いと思います」と伝えておきました。
(了)