私とSNS(はてなSNSについて)

Orkutとの不幸な出会いに始まり、mixiXbox360 SNSと移住してきて、ここはてなSNSで四つ目のSNSになります。こう書くととんでもない移り気人間のようですがそうではありません。それぞれの SNSを一生懸命使いこなそうとしたのに、まったく馴染めませんでした。努力の天才だが、才能に恵まれなかった、というわけです。今までで最高に使い込んだSNSであるmixiでも日記は二回しか書けなかったし、SNSで知り合いが増えたことは一度しかありません(それ自体はとても幸運なことですが、現在はやはり連絡途絶状態です)。しかし、ここはてなSNSでは参加二日目にしてすでに二回目の日記を書こうとしている、明るい希望が持てそうです。それもこれも、もしこの日記を最後まで書ききることが出来たら、という仮定の上での話ではありますが……。
はてなSNSなのではてなについて書きたい。はてな自体について書きたいことはそれほど無い。現状のサービスを継続してくれれば満足、わくわくするようなサービスが付加されるとしたら、私は感謝するはずです。ありがとう。それ以外の、はてなカルチャーとでも呼ぶべき領域に目を向けると語気を荒げないよう、必死に気持ちを抑える必要が出てくる。ここは、はてなユーザの閉ざされた社交場なのでネガティヴな記事は似つかわしくないのだと思います。正直、昨日の日記では興奮しすぎました。誰だって自分には秘められた力があるはずだと思っている。悪いことではない。こんな状態はなにか正しくない、と私も考えているし、ときには理想と現実を見比べてため息をつき、勢いよくブクマコメント投稿ボタンを押す。いつもボタンを押す行為とは無関係な左腕に不自然な力を入れすぎるので、手首に戒めとして結び付けられたホワイトバンドが急激な延伸に耐え切らず弾け飛ぶ。このバンドが自然に切れる日が来ると同時に願いが叶うという話であったが、このちぎれ方は自然な切断に含まれるだろうか? 含まれるとすれば、明日の今頃には世界から憎しみや悲しみ、切なさといった感情が一掃されてしまうはずだが……。
ITリテラシと対人コミュニケーション能力に秀でた学生が一度に同報送信するメールが軽く十通を超えるとする。内容はパーティーへのお誘いなど。親友の子がモデルとして雑誌デビューするし、それは祝福すべきことだと周囲は考えた。パーティーといっても正装で堅苦しく行うものではなく、オレオにチーズを塗って食べるなどの気さくな形式です。是非お越し下さい。みたいな、のはまず私信に分類されるだろうと思う。十人以上に送っても私信なのだから、クローズドな環境で記述される日記は全て私信に分類してしまって問題ない。昨日の実績から考えればここを見るのはおそらく四人だ。ということは、私はもっと読む人を意識したことを書かなければいけないだろうが、別に読む人に対してとくに言いたいことはなく、どうせなら読む可能性がある人全てに言いたいのでやはりわざわざ閲覧の制限のあるところには書けん、ということでこれは、はてなSNSの日記として最初書いていたのですが、途中でSNSに書くのはいやだなぁ、という気分になり、その気分の変遷を書きたかったが、実際には変遷でなく決定は一瞬で行われて逡巡とか無かったので、実際には書き直すのが面倒だっただけ、ということです。はてなSNSはおすすめです。参加したかったら招待状を送るのでメールを下さい。まぁなくても参加は出来ますが。