青木さやかさんの日記について

50時間以上プレイしたFF12の(おそらくクリアまで間もない)セーブデータを予定調和ながらも衝動的に全消去して外に出るととても暖かかったので驚きました。セーブデータを全て消したときのあの爽快感は何物にも代え難く、これだからRPGをプレイするのはやめられません。さわやかなそよ風に寄り添われるようにして、近所の川へ行くと川面の半分近くが桜の花片に覆われていました。それは綺麗な風景ではなく、流れない花片はその下の川が淀んでいるような印象をもたらしましたが、ピンクの絨毯を切り裂くようにして二艘の一人乗りカヌーが現れたので、また元の爽快な気分に戻りました。その川でカヌーを見かけたのは初めてです。一人は経験を積んだカヌーの漕ぎ手でしたが、もう一人は初心者の船乗りのようでした。私は東京都の品川区に住んでいます。今年は奥多摩までカヌーの一日体験をしに行きたいです。
はい、まぁそんなかんじなんですけど(徳永さんの物まね)、先日放送された音楽戦士という番組で紹介されていた、青木さやかさんの小学校低学年の頃の日記がとても面白かったので書き起こしたいと思います。

きょう、
あたらしい、日記を、
かきました。
でも、たくさんかけない
から、
いやでした。

きょう、まきいくんの
たん生会でした。
わたしは、
いきたくありません
ケーキが、きらいだから
です

きょう、ともだちと、
みんなと、げき
しました。
4はんが、だめ
かも、しれません。
いやでした

だめかも知れません。以下は番組内で読まれていないけども、画面から読み取れた分。うちのテレビがハイデフ(ハイビジョン)でないことをこれほど後悔した日はありません。ハイデフならもう一つ二つは読めたはず。

きょう、まさこちゃんと、
ゴム、しました。
あたしたちの、
チームが、まけて、
むこうの、チームは、
かった。

全て嫌とか嫌いとか負けたとかのネガティヴな方向で終わっている点も面白いですが、改行、読点の使い方も非常に特徴的です。私は、小学校では最初、読点を使わずに空白を一文字入れるよう習った気がします。個人的な好みをいえば、改行も読点も句点も出来るだけ少ない文章が好きですが、これはこれでいいものだな、と思いました。また、特徴的な改行といえば、最近存在を知った、おちまさとさんの日記が非常に凄いので、真似したいです。一番最後ではなく、最後の段落? の手前に署名が入るのが特徴。
この回の音楽戦士は青木さんの日記以外も非常に素晴らしいので見た方が良いです。