はてな魂の遍歴出し

今、流行っているので魂の遍歴について語りたいと思います。真摯に書くならまず鶴見済さんの追っかけをしていた頃について書かねばならないでしょうが、それはおいおいということにしてまずは表面的な履歴を追いかけたい。私は浄土真宗を信仰する家に生まれました。幼稚園はキリスト教系で、その後小学校低学年まで、親に言われるとおりに日曜教会へ通っていました。しかし、両親はキリスト教を信仰していたわけではないので、なぜ通わせようと思ったのかはよく分かりません(我が家で目にした一番真実に近いと思われる信仰は、母親がシャーリー・マクレーン、あるいは母親が「アガスティアの葉」に嵌っていたときの物です)。中学、高校は浄土宗系でした。ここでも特別な宗教教育を受けた記憶はほとんど無いですが、その一環なのかどうか、夏になると泊まりがけで海へ行き褌一丁で泳ぐというイベントがあったのは良く覚えています。褌はクラス分けをわかりやすくするため、緑やピンクに色づけされており、あまり伝統を重んじている感じもしなかったのが今でも不思議です。教師に何故褌を穿く必要があるのか聞くと、必ず、「鮫に襲われたときにのばせ。鮫は自分より大きい物は襲わない」という答えが返ってきました。鮫ってバカなんだなぁ、と思ったのを良く覚えています。
後は特に書くことがないので母校の自慢をしますが、漫画『ヒカルの碁』にでてくる、強豪海王中学の囲碁部の部室、の"物置"は、私の所属していた棋道部の部室をモデルにしています。本当は部室を取材に来たのですが、あまりに狭く汚かったので部室の物置として漫画内に登場したというわけです。私はその部室で主にモノポリーやオリジナルルール(飛車の上に歩兵を積み、発射できる、など)で肉付けした将棋、などを遊びながら中学一年生の放課後を費やし、なにかの備品を壊して一週間立ち入り禁止になった後、その部屋には二度と立ち寄りませんでした。