M1の感想

ブラック マヨネーズさんがとても面白かった。容姿に関することは漫才の内容と特に関係がなかったので別に言わなくても良いのじゃないだろうか、と思った。面白い、といえば、最近たまたま購入した「湘南瓦屋根物語」(vol1ASIN:B000BJSTXU vol2ASIN:B000BJSTY4 vol3ASIN:B000BJSTYE)もとても面白かった。これは言いにくいことですが、ひょっとするとはてなで一番面白いオモシロダイアリーでもブラック マヨネーズさんや湘南瓦屋根さんにはかなわないかも知れない。これは、不特定多数のオモシロはてなダイアラーに対するDISです。そして、それには映像の持つ身体性が関わっている。身体性……。身体性はよいのですが、オモシロ日記について。オモシロ日記に壁が感じられるのは、面白日記を書いている人は本当に狂っているわけではなく、意識してそう見えるように日記を書いていることをみんなが知ってしまったからだ、という説があります。だから、いま昔の面白日記サイトを見ても当時感じたオモシロさはない。変わったのは読む方の認識だから。が、ここでM1の話に戻すと、ブラック マヨネーズさんのようなちょっとした病を感じさせる神経質さを起点にする漫才も、湘南瓦屋根に出てくる"次郎"が庭の石を地面にぶつけて遊んでいるのも、もちろん次郎やブラック マヨネーズさんが本当にそうだからそうしているのだとは間違っても思わない、ブラック マヨネーズさんはもしかすると本当にそうなのかも知れない、と予感させる部分があるけれど、多分そうじゃないと思える。ハウスさんとかは本当にそういう感じがした。だから本当にそうだと思えるかどうか、というのも重要なんだろうけどそうではない部分もあって、模倣のしやすさとかいろいろある、それ以前に文字しかないという時点で全然違うので比較不可能だし、今日聞いたのを文字にしても、「おまえは人間以外の動物の成長の早さを軽く見ている」、と書いても、みたいな感じです。やっぱラジオだ。口に出して言うとすごく面白い。