パシフィックヘブンファンクラブイベント「ぜ〜んぶBerryz工房」ま-8レポ

菅谷さんの目からは十秒以上続けて浴びると気がたがう光が出ているので危なかったです。そうか、宮台さんもこれで……。赤羽橋から先の地図を確かめずに家を出てしまい、駅に着いたのが集合時間十五分前、てんぱってしまい、もし間に合わなかったら、過去の自分と今の自分の連続性が失われるくらい後悔するだろう、と思いましたが、駅から出たら本当に数メートルでパシフィックヘブンがあり安心しました。焦りすぎて電話で道を聞いてしまいすいませんでした……。
整理番号の関係で最前列左端、になったのですが、目の前二メートルくらいに菅谷さん、一メートルくらい空いて嗣永さん、反対側に須藤さん、です。つまり、須藤さんと菅谷さんの距離と、僕と菅谷さんの距離がおなじくらいなのでこれはもうメンバーになったと言っても過言ではない、というようなことは一瞬も考えずメモも取らずひたすら見ていました。最初にも書いたとおり菅谷さんは凄い。昔、大学でアリとキリギリスのひとがテレビのロケをやっているのを見かけた時に、「芸能人からオーラが出てるなんてのは嘘だな」と思ったのですが、菅谷さんは本当におなじ人間とは思えなかった。もし、菅谷さんが客席にいたら一瞬で気付くと思う。あと、WIRE99でFLIP FLAPを見たときも全然分かりませんでした(どっちがどっちなのかも)。
須藤さんは普通にへらーとした感じで素晴らしかったです。嗣永さんはすごく良い意味でうざいというか、正直ここまでだとは思っていませんでした。「わたし、大人だから」が口癖だと言うことは知っていたのですが、口癖とか言うレベルではなかったです。偏執的に大人であることを主張していました。須藤さんのあきれ具合からしても、普段からあのままなのだと思います。二曲目、松浦さんの「ね〜え?」を一人で歌ったあと、「歌詞のどこが好き?」と聞かれて、顔を覆い片足を跳ね上げながら「あなたが好きだからよ」といいつつ須藤さんに体当たり、同じように「あなたが好きだからよ」で菅谷さんに体当たり、舞台真ん中に戻って手で顔を覆ったまま上を向き、よく分からない悲鳴をあげながら身をよじる、を、人前で出来るのは嗣永さんだけです。
ラジオで他のメンバーに冷たくされることが多い、熊井さんの口癖が「えっ、わたし!?」であると言えば本人に真っ向から全否定されるし(僕が思い出せるだけでも2、3回はそういう場面があるので十分口癖だと思います)、イベントの最中も司会の菅谷さんは須藤さんにばかり点をあげるし、スポーツフェスティバルの跳び箱やゲームの成績を鑑みるに運動神経も良くダンスも上手く、歌は上手いのかどうか僕には判断できないけどメインを張ることが多いのに、メンバーからは全くそういう評価をされていない嗣永さん、の不思議が少しわかった気がしました。それぐらいかわいらしかった、ということです。
僕のバイブル、『ヒップホップスラング』(ISBN:4584185387)にこんな例文があります。昨日見かけたのですが、どんだけ探しても出てこないので、実は載ってないのかもしれませんけど、確かこうでした。

彼女、いっつもコーラ飲んでシュガーハイになっているのよ!

シュガーハイ、というのは(主に子供が)糖分の取りすぎでハイになっている状態のこと、だそうです。ヒップホップスラングです。普通のジュースに飲み飽きたので、砂糖や蜂蜜を入れて飲んでいる、緑茶は苦いので全く飲めない、という嗣永さんはつねにシュガーハイなのではないかなぁ、と思いました。
その他に、思い出せることをいくつか。進行の段取りが悪く、頻繁に空白時間が出来たのでアドリブが多かったです。

  • 嗣永さんと菅谷さん初公開のネタ、「フルーティーズ」。菅谷さん「梨担当の菅谷梨沙子と」嗣永さん「桃担当の嗣永桃子でーす」「ちゃっちゃららっちゃっちゃっちゃらららっちゃー、うーマンボ!!」とか良いながら踊る。嗣永さんが一人で考えたような印象を受けた(実際は分かりません)
  • 須藤さんによる、菅谷さんの良いところ。「顔が可愛い。すぐ膝に載ってくるところが可愛い」
  • 菅谷さんは歌詞が飛びすぎ。司会もやっていたので大変らしい。前回(ま−6)はもっと凄かった(嗣永さん談)
  • 顔のパーツを大写しして誰だか当てるクイズで徳永さんがちょっと面白い表情をしている写真が登場し三人と客席は騒然、写真はすぐ消される。夏焼さんの写真に対しては嗣永さんが「これは大人だねぇ」とコメント
  • 最後まで嗣永さんは大人ネタ。「私が一番大人だけどまあさは二番目に大人だったよ」。菅谷さん「私はひとりぼっちね……」。「りさこと私はフルーティーズでしょ!」。須藤さん「私を見捨てるのね……」。とか。

握手は比較的ゆっくりだったのでなんか言おうと思ったが、前の人が嗣永さんに最敬礼しながら「本当に尊敬してます!!」と言っているのを凝視していたらなにも言えなかった。