今年はエイプリルフールに嘘をつけなかったので、ブロガーとしての義務を果たしていないという自責の念に囚われて鬱々とした日々を送っていたのですが、先日、本屋でぼーっとしている時、ついにエイプリルフールネタを思いつきました。内容はごくごく普通の嘘日記なのですが、画像の準備が必要で、そっちはやっと今日完成しました。
さぁ、いよいよエイプリルフール日記を書くぞ! という気分だったのに、一つ問題がありまして、今年のエイプリルフールは4/1をもって完全に終了している。どころか、今はもう、うかうかしているとエイプリルですらなくなってしまう瀬戸際です。来年まで寝かせようかと思いましたが現時点でも別に面白くないのに、一年近く間をおいてはもっと興味を引けないのではないか、まぁ、エイプリルフールはとにかく嘘をつけばいい日なので、それでも構わないのですが、やはり今書いたものは今すぐ更新したいです。
ところで、日記で嘘をつく、というのはどの時点で成立するんでしょうか。キーボードを叩いたときなのか、更新ボタンを押した瞬間か、誰かがはじめて日記を読むまで嘘はつかれていないのか(そして、もしもそれを書いた人がそれを嘘だと認識していなかったとしたら? それが"善なる嘘"だったら?)。僕は嘘が成立する瞬間は上記のどれでもないと思います。嘘が嘘として成立するのは、その日記につけられた日付の時点です。たとえそれが架空の日付であってさえ、他に明確な基準がない以上、その日付をつけた人間に配慮して、その日記は日付と関連づけて受容されるべきで、要するに、4/1付けの日記であればいつ書いたものであってもエイプリルフール日記を名乗れるのでは? エイプリルフール日記として読むべきではないか、と思いますのでそういうつもりでお願いします。以下がエイプリルフール日記です。

# AstekaKing 『こんにちは、アステカ大王です。すてきなサイトですね。これからも拝見させていただきます。それでは。』

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    ∇’05/04/01[Fri]

    座右の隆 - 声に出して読みたい!

    座右の孝 - 声に出して読みたい!

    • 作者: 齋藤孝
    • 出版社/メーカー: 光文社
    • 発売日: 2005/04/01
    • メディア: 新書

    座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本』、『座右の諭吉 才能より決断』に続くシリーズ第三弾。

    "書きたいことが湧いて湧いて、噴き上がってくる。それはまるで、モーツァルトのようだ・・・"とのことで、よほどコアなファン以外は全ての著書をチェックするだけでも困難である齋藤孝さん自身による自著の解説。

    昨年だけで47冊が刊行されているのだからほとんど「週刊 齋藤孝」といえる状態であり、そのスピードは下手な日記の更新頻度よりも上なのではないだろうか。

    本書では全ての著書について一通り触れるという方針があったらしく、その分一冊一冊への言及量が少ないのが残念。ただ、これから齋藤さんに触れる、いま、いちから齋藤さんを始めたいという人には自信を持ってお勧めできる一冊でした。