こんにちは(9)

なんだかうまく話が繋がらないようですが、それでもA○●△▲♂はB●○△▲♂からL♀で構成される集団へと接近を試みました。B●○△▲♂に対する復讐を試みるためでもあったし、J♀の容姿その他がA○●△▲♂の精神状態に特別な影響を及ぼしていたせいでもありましたが、それを認めると自ずからその観点からも運動を引き起こすなり、結果を判断するなりする必要が出てくるので、ここでは復讐のためのみであるとしておきます。物語には筋が、箱庭療法には解決すべき問題が必要です。
ある人間が他の人間に対して一方的に強い影響力を持つというのを明示するためにA○●△▲♂☆Jと書くようにしようかと思います。やりすぎでしょうか。じゃあ止めます。
復讐については前の日記で書いたので、J○●▲△♀の魅力について、当時A○●△▲♂が甥に語った言葉から引用します。
(発言が嘘の方言で書かれているのは、日記が暗いような気がしたので、無理矢理明るさを付け加えるために取った措置です。特に意味はないので適宜一番面白いと思う方言に読み替えてください(読んでる人が居たら))

彼女はなぁ、大変難儀な家に生まれたんや。でもなぁ、それは彼女の性質とはあんまり関係あらへん。そういう育ちのことをいくら説明してもな、彼女の果たす役割についてなんも言ったことにはならんのや。ディテールは引っかかりを生むだけや。大事なのはな、自分に対しては魅力的であったことと、(育ちとも状況とも関係なく)不幸な人だったちゅー事やな。この年齢ですでに不幸というのは大変珍しいことなんやで。お、なんで育ちとも状況とも関係なく不幸などということが有りえるかやて? それはなぁ、人間はあたまん中に遺伝子っちゅーもんがつまっとってな、それで大体どれくらい幸福感があるかきまっとんねん。これはかなり不正確な説明やけど、お前はまだ六歳やからええやろ、でも大事なことなんや、いいこと日記を書いても朝日を浴びても幸せになれん人はなれんから、気をつけることや。まぁでもな、そうなってしまったかて、そう特別なことやないで。嫌悪感や意外感で自分の特別さを強調するような嫌な子供になったらあかん。どうせそのうち追いつかれて分類されてまうで。まっすぐ生きた方がええ。おいちゃんはそういう奴苦手やけどお前はそうなったらええわ。ゲマインシャフトを心掛けな。(甥:せな事言うたかたおいちゃん、わしほんまそんなんようせんて) うん、まあそうやな。遺伝子っちゅーのは親から子供へ引き継がれるからな、おまえのおかあちゃん、あれな、わしの妹やけど、いまだに処女懐胎だから父親はおらんと言い張っとるし、まぁその時点で変わり者、それが仮に事実やったら100パー同じやから決まったようなもんや。うちの親も子供の生まれ方についてまだ正式な見解だしとらんからな。上手いこと、一本取られた形やな。

上記は引用タグで括ってありますが引用ではありません。創作です。