「人間の本性を考える」について(2)

まだ上巻しか読んでません……。この本の副題、「心は「空白の石版」か」の"空白の石版"って、人間は生まれた時には全くの空白である。環境が人間を作る、という意味です。で、その人間は空白の石版である、という思想が良いものだとされていて、そのために色々な科学者が、社会生物学?とか、の人が不当な扱いを受けた、そうです。が、血液型占い、って血液型=遺伝で決まる(ここまで疑う人はいない)=生得されるもの、で性格が決まる(影響される)と言う事ですよね。これはひょっとして優生学に繋がる危険思想では? 几帳面で真面目なA型が日本にはふさわしいから、A型だけ残そう、とか。人間には生まれつき平等な機会が与えられなければいけないのに!!
というような批判はあまり聞いた事が無いので、血液型占いって信じてるっつってもまぁそう言う事もあるんじゃないのという程度でどうでもいいというのが殆どなのかな、と思いました。まとまりが無くてすいません。あと、日本人はあんまり生まれつきの差異があると主張する事に敏感でない、のはどうしてかな、と思いました。
人間の本性を考える、はマジ面白いです。頑張って最後まで読みたい。