他に考える事

まぁしかしどんな内容であれそれが「id:わたし」に起こった出来事であるとか考えた事であるとか窮極「id:わたし」がそういう日記を書いたということ自体に意味を見出せばどんな日記でもOKと言う事になってしまうのだけども、今の僕のトレンドとしては日記の記事一つ一つとして「id:わたし」から独立して在るのが良い、(これは「id:わたし:その日」における「id:わたし」の存在を否定するのではなく、「id:わたし:その日」と「id:わたし:あの日」の関連を否定すると言う事である)、自分について書くのを止めよう、id:わたしから切り離そう!、と思っているのです。切り離すと言うのはどういうことかというと、「id:わたしの好物はカレーとハンバーグ」、をid:わたしから切離すと「カレーとハンバーグが好きな人が一人居る」と言う事でしかなくだからなに!? と言う事なのでこれはよくない。これの一番極端な例は性格診断テストの結果を日記に書く、とか、あるいは100の質問とか、だ。これは別に性格診断テストの結果を日記に書くな! という事ではなく、僕が今そっちの方に向いているということです……。
しかし恐ろしい事に「id:わたし」と関連が無いような事を書いても断ち切り難い見えざる関連が存在するケースが在る。例えば「亀井さんがとても可愛い」と書いた場合などだ。「亀井さんが可愛い」というのは端的に事実なので、この日記から判明するのは、「id:わたし」が「亀井さんが可愛い」と思う側の人間である、そういう人間が一人居る、と言う事でしかない。そんな人間は実際山ほど居るのでいまさら確認するまでもない。これはまさしく「id:わたし」に依存した日記ではないだろうか。だからそのような事を書きたいなら筆舌を尽くしてその様を形容するしかないのではないか。