津田
昼間にうれしいワイン(商品名:サッポロ)を飲みながらプログラムを書いていたら非常にノリノリだったので大変はかが進んみました。でも、さっき見直したら思想的に統一が取れていなかったので全部捨てました。どうしようもないです。
女性
何がうれしいんだか。
津田
最近テレビでコントや漫才を好んで見ています。にわかお笑いファンなりに感じた所を述べたいと思います。面白いかどうかという尺度とは別に、上手いと感じさせるコントや漫才がある。上手いと思わないのは、例えば各方面に雑多な短いツッコミを入れるもので、面白いとは思いますが上手いとは思いません。
津田
通常コントや漫才にはとぼけた事を言う役の人がいます。彼の言動は確かにずれている。そのズレが面白いのですが、彼の行動に確かな方向性が認められる場合に上手いと思う。憧れる。彼は彼なりの基準で論理的に行動しているのですが、その行動原理に予めなにか大きな誤りが含まれているために何をやっても上手く行かない、周囲に摩擦と大きな笑いの渦が生じます。私が改めてお笑い番組を見ようと思ったのはインパルスさんのコントが大変面白かったからです。そのコントではインパルスさんのなんとかっていう人が美容室で働いているのですが、「ブラックジャックによろしく」の若い医者のような事ばかり言っていてとても面白かった。
津田
面白くしようと思ったら、なんでもめちゃくちゃすれば良いというものではない。ルール違反は一つだけ、そこから自然に生じるおかしな出来事を描いていけば良い。不条理を連続して提示されても気持ち悪いだけです。
津田
以前は(他の方の日記の)不条理な自由連想文に憧れ様々なタイプの珍作文に挑戦しましたが、飛躍した発想に恵まれていないらしく全く上達しませんでした。これは目指す方向が間違っていた。日記自体は普通でいい、その生活の根本に一つ大きな強迫観念を持ち込むだけで大変面白い日記が書けるのではないだろうか。例えば、常にブラックジャックによろしくの若い医者のように感じ、行動する、など。
津田
僕が読んでいる面白日記もそういった方向のものが多いような気がしてきました。出発点だけがずれていて、その後はそれなりの筋を通して展開する。別に日記に限定する必要はありませんでした。SFでも、一つだけifを導入して突飛な結果を導くというのはそれだけで賞賛されるべき点です。別にSFに限定する必要はありませんでした。小説一般、に言えることです。別に小説に限定する必要はありませんでした。略。
津田
実は、この事に気付いたのは最近ではありません。大分以前に気付いていました。それから私は日記の方向性を変える事にしました。つまり、異常に日記とオフ会に対して執着するおとぼけキャラを演じよう、と。あと、ココロが弱っている事にしてしまおう。しかし、日記からの反動で現実の「私」までが侵食されるという事態にまで発展するとは思いませんでした。こんなものは止めです。どうせならもっと良い方向に強迫観念を導入すべきです。どうすれば良いでしょうか。
津田
ぶっちゃけた話、この二日間の日記は大変気に入っているので、こういう日記ばかりにしたいです。