創作日記について

日記中毒がひどくなると事実として日記に書くためだけに行動することが当然になり、日記を書くために本を読んだり、映画を見たり、そうなってくる。あらかじめこのような日記を書きたい、という願望があり、それに沿って行動する。
これはとても悲しい事ですけど、今の世の中、実際やらなくても結果がわかってしまう事ばかり。つまり僕はたまごっちを持ってないですけど、簡単に購入する事が出来て、また、そのたまごっちを殺す事だって自由自在なわけで、その事を日記に書くためにわざわざ二千円も払ってたまごっちを購入する必要があるだろうか。ないでしょう。ですから上の日記は創作、というか嘘だけど、実際やったらそうなるにきまってるんだから、いいじゃないか。でも嘘をつくのはやはり良心が痛むし気が引ける、そんな時に使うのが創作日記というカテゴリーです。
再販されたばかりとはいえ、2004年にもなって大の大人が当然のように淡々とたまごっちを育てている日記、が少し面白いのではないか、と僕は思ったのですが、これが創作だとわかった途端にとてもサムイ*1、イタイ、そんな趣があります。顔文字とか入れてもっとリアルなたまごっち感が出したかった。上手く出来ても面白いかどうかわかりません、というか面白いわけないじゃんねぇ、なに言ってんの……

*1:生まれて始めて「寒い」をつまらないと言う意味で使ってみました。死にそう