日記について

商用の文章を読んでいて、その意味が理解できなかった場合、おそらく原因は読む側、自分にあり、前提になる知識が足りないか、あまり身近でない考え方が使われているから理解できないんだろう、となる*1
しかし、何の障害も無くいきなり公開されるWeb日記の場合はそう簡単にこちらの非を認めるわけにはいかない。もしかしたらあまりにも文章が舌足らずで書いた本人以外には絶対文章の意味を取ることができないままそこにあるのかもしれず、というか、本人でさえ文章を書いたときは存在した脳内補完が消えた後では読解できないものなのかもしれず、僕はそのようにしか見えない日記を見かけることがままあります。
日記を書いた後に一応推敲のようなこと、何回か読み直してみたり、しているんですが、続けて読み直しているとどんどん脳内補完が進み、書いていないことも書いたような気がしてきて文章を削っていったら、いつのまにか日記が無くなってしまった!りとか、それでなくてもなんだかよく分からなくなってきて途中で投げ出す事がほとんどです。この程度の長さでも、です。より完璧な日記を目指すためには一日置くなり、朝読み直したりするべきなのでしょうが、そうすると絶対更新できなくなるし、そこまで真剣に日記を書くのもどうか、という気がするので、そういう事はしていません。
これは決して「ちゃんと意味わかるから心配すんなって」、のような心温まるコメントを期待しているわけではなく、むしろ、おまえが気をつけろよ!!という警告です。

*1:読解自体がひとつのジャンルになるようなものもあるけど、それはあくまで書かれていないことに関する推測であったりするわけで、それにそれは大体時代を遡るやつなわけで、今現在書かれているにも関わらず既に読解が定まらないようなものは稀じゃなかろうか。ある程度の量を通して読むと論旨がよくわからん、ということはあるだろうけど、僕が言いたいのはそう言うことじゃなくて、一つのセンテンスの意味が取れない、という話です。わざとわかんないように書いてる奴も除外です。例外が多くてすいません…