(・∀・)チゴイネ(2)(フォント弄りについて)

ああ、フォント弄りの事をすっかり忘れていた。僕は常日頃からクスリと笑えるような日記を書けるようになりたい、書こうと心がけていて(気付いていましたか?)、その一環としてフォント弄りを練習していた時期がある。練習の結果、自在にフォントを大きくしたり小さくしたり、あるいは赤くしたり青くしたり出来るようになったが、特に面白みが増したとも思えなかったので面倒になってやめた。情報量は確実に増えているのに一緒に増大したのは気恥ずかしさのみであった。
恥ずかしくなるのも尤もで、何か書いてインターネットに載せるだけでも恥ずかしいのに、その上それにはまるで面白い、注目すべき部分が含まれているかのように自分で演出するなんて、とてもはしたない行為であるように思われるからである。フォント弄りを堂々と出来る人は自信満々な人であり、自分のことをユーモアに満ち溢れていると確信している人であり、そういう意味では外人が得意にしていそうなテクニックだけれど、外人が使っているのは見かけたことがない。
僕が今"外人"と書いたのは、"外人"という言葉があまりにも漠然としていてなんか面白いから、というのがその理由で、実際には外人がフォント弄りを得意としていそう、などとは全く思っていないし、だいたい日本語以外のサイトを全然見ていないのでもしかしたら実際に大変流行しているかもしれず、またそもそも日本では全然流行っていない、という事実があって、どうしようもない。いや、流行っているのかもしれないけどよく知らない。多分流行ってない。過去に一度も流行していない。
"外人"、は面白いので、"外人"の部分をフォント大きめで書いてみよう、という発想で当時僕はいろいろ練習していたのだが(size +1がいいか、+2がいいかというような事を比較検討するという練習)、今にして思えば"外人"を大きく書こうという発想が最初から間違っていた。僕が当時見ていたサイトでは、話の落ちの部分であったり、内容としてインパクトのある、ウケる(!!?)、重要なセンテンスのフォントを大きくしていたのであって、文脈上特に重要な意味をもたない単語を、ただ面白いような気がしたから、という理由で大きくしていたわけではない。だいたいが"外人"とか全然面白くない。"インターネット"も大好きで見る度に少し笑ってしまうが、一般にはそこまで面白い言葉として扱われていないようなので、たぶん僕が繊細すぎるんだろう。
であるからして、フォントをいじるよりも先に落ちのある話を出来るようにならなければいけないのだ。電話越しに生死を確認してたら、バーンていう音がして、「確かに死んでます」って大きなフォントで書いてあったらすごい面白そうなので、アメリカンジョークとフォント弄りは相性がいいのではないかな、と思う。僕はとても日常会話が苦手で、落ちのある話や、まとまりのある話をする事が出来ないから、連続数回程度の話し方講座、か、ジョーク講座が数万円以内で受講できるようなところを探したい。平日は無理なので、土日開催のものを。新聞社のやってる公開講座とかにないだろうか。シナリオセンターに通いたい、と思っていた時期もあった。映画好きじゃないし、ドラマなんか見た事も…無いのに……。
google:話し方講座 川崎