チゲをやった

同期が大阪に転勤になるというので、送別会をかねてキムチ鍋をやった。ほとんどキムチと豚肉しか入っていない鍋だったけど美味かった。一人料理の上手い奴がいたのでそいつにまかせっきり。自分は立ったり座ったりするだけで何も手伝えず。集まったのは男ばかり同期四人+部屋を提供してくれた同期の彼女、計五人で、同期は会うのもひさしぶりだから、仕事の愚痴などを色々聞く。もうプロジェクトのリーダーをやってる同期がいるだとか、誰と誰が結婚するだとか。俺の代はあまり会社辞めるやつがいないな、と思っていたんだがそれはこっちまで情報が伝わっていなかっただけで実際は結構減ってるらしい。
同期の彼女はフリーターをしつつバンドをやってるらしく、「メジャー*1行っても結局食べれなくてバイトしてんだよね、がっかりする」などという話を聞く。リーマン男+バンドやってる女、と、OL女+劇団員やってる男、だと全然印象が違うがそういうのも良くないんだろうな。全部。
TVをつけたら、だいたひかるという女の子が「わたしだけ?」というネタをやっていた。「わたしだけ?」と尋ねた後に、本当はみんなが思っていそうな事を言う。数が少なかったから良く分からないが、本当はみんなが思ってそうな事、をあるある〜って感じで受け取るのが面白いんだと思うんだが、五個に一個くらい本当に「わたしだけ」な事を混ぜるのはどうか、と思った。空が飛べる、とか。もしくは、てにをはが間違ってて意味が通らないことをいう、とか。そうすると観客は笑っていいのかどうなのか分からないので凄く緊張すると思う。でもそういう事は色々な人が考えていて、それで美味く行かなかったから今結局ああいう形でああいうものが残っているわけだから、素人が軽々しく口を出すものではない。お笑いは面白いかどうか判断できるような気がするから、何でも言ってしまいたいような気分になるけど、実際凄いプロなので、凄いそういう事ばかりを考えていて、酒に酔うとお笑い論について熱心に語りだす人ばかり。
という所まで考えた辺りで、あぁ…これは夢なんだ、と気付きました。そういう夢をみました。

*1:大リーグの事ではなく、メジャーなレーベルという意味です