これは思いつきで書いているのではなく、更にネット上のこととも関係ない

保険とは賭けである。ただ、その賭けの対象になる事象が賭けを行った人と直接的な関係をもち、また、その人物に損失をもたらす場合に限定されているというだけの事だ。人為的かつ直截にリスク分散を施されたポートフォリオだといっても良い。ただ、保険会社は胴元ではなく、一対一の勝負なので負ける事もある。保険会社は確率で勝てると思って商売してるはずだが。
私はギャンブルが嫌いなので、保険も嫌いなのだが、中でも不思議なのが生命保険だ。生命保険は絶対に勝てないのである。死んだ後にしか配当がもらえないので。これは非常に不思議な事であるのでよく頭を悩ませていたのだが、実際は生命保険の受取人は死んだ人ではなく、別に居るのでこれは単に贈与であり、何の不思議も無いのだった。だが、死んだ後に人を物を上げる、というのがどんな事なのか良く分からない。生きてる間に人に物をあげるのはどうなのか。人に物を贈ったら喜ばれるが、受取人に生命保険にはいった事を告げて大喜びされたらショックだ。
妻は先日実家に帰ってしまったのでこの事について何も言わなかった。