空知

力強い筆致。地下女将軍。

昨晩眠りに落ちる前に何か凄く面白い事を思い出し、これは是非明日誰かに話そう、でも特に話す人も居ないから日記に書こう…と思ったんだがメモる気力も無くそのまま寝てしまい、朝起きたら当然の様にそれがなんだったのかわからなくなっていたので気落ちしたまま会社へ向う。仕事中、筋トレ中もそれについて考えてたんだが全く思い出せず、ついさっき家についた瞬間に思い出したのだが、それは漫画についての話だった。
僕の中学、高校の同級生、大学の下級生にYという男が居て、高校までは同級生だったのに、普通に一浪、二浪目に仮面浪人して同じ大学に入学、未だに二留か三留目で大学に在籍している。バーテンになりたいとか、雑誌に出てくるような生活がしたいとか夢見がちな事ばかり言ってて凄く面白い人で、特に彼の部屋に遊びに行くと大変な数のちっちゃなザクが僕に狙いをつけているので吃驚しますが、一年位前にそのYに聞いた話です。
少年サンデーに2001年頃連載していた漫画で、「パスポート・ブルー」ってのがあります。僕は二ヶ月前までサンデーを毎週購入していたのでこれは僕も読んでました。主人公とその仲間が頭良すぎて感じ悪いので飛ばし気味でしたけど。主人公は直進といって、宇宙飛行士、その子供の頃からの親友で航空自衛隊の幹部候補生から宇宙飛行士になった空知、あと、これも幼馴染で最終的には言葉が喋れないながらもハリウッドの人気女優になる!?プー子、あと、後輩で凄い頭悪そうだったのに財務省に行く人、等凄すぎて読んでてちょっとつらかったです。なんか。
ここからが面白い話です。この漫画は宇宙飛行士を目指す直進と空知を子供の頃から描いていくわけなんですが、第一回の扉絵?かなにかが、ロケットに乗って宇宙に飛び立つ直進と、それを眺める空知だったとYが言うんですよ。そう言われると確かにそんな気もします。漫画喫茶に行けば簡単に確かめられるのにまだ確かめてないですが。で、この漫画のクライマックスなんですが直進と深い因縁があるスーパーハッカー小阪が空知を監禁、空知そっくりな顔に整形!してひどい悪巧みをする中、直進がその悪巧みを打ち砕くべく宇宙へ飛び立つわけなんですよ。そうすると、この第一回の感動的な扉絵は実は直進と空知ではなく、直進と空知そっくりな顔に整形した小阪だという事になるので吃驚するよねー。というような事をYは熱心に主張していました。ここまでが面白い話でした。<パクリ
Yは今年に四月に引っ越して以来連絡が取れないので、もしかしたらどうかしちゃったかもしれないなーなどと微妙な気分で寝たような気がします。