メール

極稀に親から送られてくるメールが面白い。父親は新聞社に勤めていて以前は記事を書いたりしていたはずなのだが、ですます調と、だである調が混じりあった不可思議な文章を送ってくる。母親の方は、「お元気ですか。」ではじまる昭和の勤労学生に母親が送る手紙のような文体で、おやそ普段の言動とかけ離れていて面白い。きっと、親から子供にメールを送る際に手本になるものが無いので父親のメールは混乱しているし、母親のメールはかなり遡った時代を参考にしてるんだろうなぁと思う。
僕が家を出てから六年間、数えるほどしか実家に帰っていないので距離感が掴めんというのもあるだろうけど。