安全運転講習会

二輪の安全運転講習会へ初めて行ってみた。安全運転講習会はいろいろな所で行われているが、僕が行ったのは警視庁の交通総務課が月に二回行っているもので時間は9:30-16:00。無料。最初の30分は講話。今都内で車を使って一時間で移動できる距離は平均18kmだそうだ。バイクは擦り抜けするからもう少し距離が出るだろうけど、バイク便より自転車便の方が速いこともあるってのに納得だ。自転車は一方通行が関係ない、どこにでもとめられる、信号無視が出来る*1し乗り降りも速いからなぁ。
安全運転講習会は安全運転の講習会だから、基本的には免許をとってから一年以下の人が対象なのだが、大型のバイクが多く、腕もとても初心者に見えない人が多かった。特に上級、中級、初級と分かれた内の上級クラスは半分以上がリッタークラス。V-MAX、V-MAX、XJR、TDM、GSX-Rとかそんなん。でも、実はコースが免許試験場でそれほどスピードを出さないので、上級でも100ccのスクーターや、CD125Tなんかも。驚いたのは初級にGYRO-Canopyの女の子が居た事。スリーターなので一本橋波状路が出来ない。千鳥もかなり厳しそうで、大変。全体的に見るとやっぱりネイキッドとカウル付きのスポーツ車が多く、アメリカンやオフ車、スクーターは少ない。全部で80台くらい参加していたけれど、オフ車や、いわゆるトラッカー系に分類されるバイクはTT-R、セロー、グラストラッカー各一台程しか見なかった。町でよく見るTWやKLXは0。マジェスティも0。SRは何台か見たかな。指導員に白バイ隊の隊員が居るのでスパトラやJMCAじゃないマフラーでは参加できないのかと思ったが普通に居た。スパトラって後方排気じゃないから車検とおらないのかと思っていたけれど、違うんだろうか。
講話が終わると試験場の施設を使った実技で、午前は急制動のみ。午後の前半は課題コースで一本橋スラロームから旗振った方向に行って停止するの(名前不明)、千鳥、S字⇒クランク、波状路、八の字。後半はコースの半分ほどを使ってパイロンでグネグネした道をひたすら周る。
全体的に説明が多く、もう少し走る時間を増やして欲しいと思ったが、毎回初めての人が居るので説明を省略するわけにはいかないのだろう。上級の人たちは全員が複数回参加経験ありなので、もっと長い時間走れるようだった。
難しかったのは急制動かなぁ。目の前で一人こけたし、やはり怖い。僕はオフ車ベースのバイクに乗っているので波状路なんかは楽なのだが、最後の周回では大型のバイクは一速固定でずっと周れるところを一速と二速を使う必要があって疲れた。でもスーパーカブや100ccのAPEで参加してる人もいたけどね。バイクには2万kmほど乗ってるはずだけど、何の意識もしてなければ全然上手くならないんだなぁということで、俺下手過ぎって思った。来月も行こう。

*1:いや、出来ないけど、するし