73.6

いきなり増えてたけど。なに。誤差の範囲か。脂肪の重さにしてカロリーで計算すると2500kcal位。

僕は非常に影響されやすい所があってそのとき読んでいる本だとか、好きな人の喋り方によって考え方が変わるんである。考え方がかわるといっても、例えばモテる技術を読んで、「安定したセックスの供給を得るためにはコツがあってそれは学習によって身につくんだ、頑張ろう!!」などとポジティブ人になってしまうという事ではなくて、著者のディビットやロンのように、つい会話に軽いアメリカンジョークを挟んでしまうというような変わりかただ。ただ、僕がロンと違うのは、僕はジョークを考えるだけで口に出さないし、しかも余り面白くないところ。要するに、堅い本を読むと頭の中でも文語調で物を考えてしまうし、漫才を続けて見ると自分で自分に突っ込むようになるって事でヤクザ映画を見た人が肩を怒らせて映画館から出てくる、というのと同じだ。一歩上行く言文一致運動とでも言えば良いのかな。
そして僕は今日記を書くことにかなり熱中していて、そう言う時期になると決まって頭の中でも日記調で物を考えるようになるのである。僕がぼけっと物思いに耽っているのはバイクに乗っている時や、仕事に飽きた時なんかだ。そんなときは頭の中でずっと日記を書いている、というか、日記を書いている感じで物を考えている。それは何か斬新な切り口での漫画評だったり、どうしても笑ってしまうような失敗談だったりするんだが、そんなときに、俺はなんて才能のある日記書きなんだろう、と感じる。そして、是非これは家に帰ってからはてなダイアリーにて発表せねばなら無いという事でその時頭の中で書き上げた日記を要約し、メールで自分のアドレスに送る。家に帰ってそのメールを見てみると、あまり面白くなくてがっかりするどころか、意味不明なのまであって、本当に退屈は最高の香辛料だと思う。午前中に書いたメールだと全く意味がわからない事があって、どうせ大した事じゃないから別に構わないんだが、少し気になる。昨日届いてたメールには「ドラッグ、アルコールの替わりにお金が異常になくなったりする感覚」って書いてあった。そんな感覚は知らないのだよ。ギャンブルのことを考えていたのだろうか。ちなみに、斬新な漫画評というのは「ファイブスター物語は作者が神話だ、神話だと強調する割に全然神話っぽくないのは何故か」という内容でこれは断続的にその根拠を記したメールが届いていたので内容は思い出せるんだが、全然面白くない上に間違ってるので特に書かない。