少しの労力を払えば競争で優位に立てる、と皆に教えてあげる奴は邪悪

全員がそれを実行すると、全員の労力が増えただけで状況が変わらないので。全員が10分前に店へ並ぶと、入れる人数は同じで、並ぶ時間は増える。大学入試も競争なので、子どもの労力を増やして良い大学へ入る方法を広める奴は邪悪である。支払った労力の、競争で優位に立てること以外に対する効能を無視すればですが。

であるから、書籍のタイトル等で、そのような競争での優位性が成果として例示されていると、あ、これは邪悪なやつだな、と判断される。そうではなくて、なんかすげえ頭のいい子に育った教育法として語るか、もしくは、これはすげー秘密情報なんですけどこうすることでくだらない試験で大成功できますよ、へへへ、みたいに語るべき。今日から毎日絵本を十冊読むことで、娘に計三万冊の絵本に触れさせる必要があるため頭がおかしくなった。