眠い
「津田さん、なんですかこの眼鏡は!! オシャレですね!!(笑)」(30代男性)、「わぁ、凄い眼鏡してますね、アハハ(爆)」(40代女性)、って反応で、これはリアル(爆)がきたなぁ、近頃はオンラインでも滅多に(爆)なんて見ないのに、という感じではあった。あからさまにおかしいので爆笑するのは分からないでもないというか、僕もあまり関係ない、万一険悪な関係になってもそれほど支障のない部署の人がある日とつぜん眼鏡をしてきたら最初はとりあえず爆笑すると思う。いやしない。もう小学生ではないので同級生が髪を切ったり眼鏡をかけたくらいでは爆笑しない。ほとんどの場合はクスリともしないのであり、眼鏡をかけていったら爆笑されるというのは余程の事態であると思われる。どうも最低で三週間程度は眼鏡生活が確定しているようなので、これだけ長いとわざわざ眼鏡を買って用意周到に眼鏡生活を開始した、と推測されてもおかしくない(ほとんどの人は他人が眼鏡をしているかどうかなど気にしない、気がつかない、としても)ので、それだけは避けたい。もちろん訊かれればどうしてコンタクトを無くしてしまったのか、その時の悲しさ、など、について細かく説明する、けど、わざわざ自分から言ってまわるわけにもいかないので、どうしてもそう誤解される余地は残る。眼鏡がいやなのではなく、なんだか変な眼鏡を買ってわざわざ仕事にかけてくる人だと思われるのがいやだ、という話です。だからこの眼鏡をしているのは本意ではない、不本意だ、他に選択肢がないからだ、ということを示すように心がけるのが大切で、たとえば席を離れるときは外す(むしろ座っているときしかかけない)ようにするとか、眼鏡について訊かれても本当はかけたくないんです、と説明するのではなく、かけていることに気付いていないふりをする(Q:「なんで眼鏡にしたんですか」A:「してません」など)ようにしたい。