ハロコンDVD(HE-07)について(1)

ハロコンのDVDから触れるのはハロコンDVD出演時間が一番短いからです。9分24秒。Berryz工房は一番表情豊かなメンバーを決めるという趣旨の「喜怒哀楽コンテスト」に出場します。実況は稲葉さん、解説が前田さん。タイトルは大喜利風の緑とオレンジの背景。DVD MAGAZINEでは基本的にリハーサルを行っているようですが、この回だけはそうでないように見えます。喜怒哀楽コンテストは表情の豊かさで競うコンテストなので、2人同時に表情を見せる、という形式で勝負が始まります。ところが、第一回戦の初っ端、「嬉」でいきなり須藤さんがあまりにも型破りな演技を披露したため、即ルール変更、「哀」から2人別々に演じるようになります。このときに、稲葉さんが笑い死にそうになりながら「しゃ、喋ってますよ……」と解説しているので、つまりこの須藤さんの小芝居は、解説の稲葉さんにとっても予想外のものだったのではないか、と思えます。つまり、スタッフの方は主に表情で勝負、必要ならば一言二言の台詞、を想定していたのだと思います。実際に、コンテスト後半の試合ではそのような勝負になり、過剰な演技は見られなくなります。残念。

第一試合

須藤 大好きなお団子とおせんべいが沢山あるので身体が止まらない、という説明をしながらゆらゆらする
おせんべえとお団子が無くなってる! だれがたべたの!
おせんべえとお団子がどっかいっちゃった、といいながら顔を覆い泣く
手で漕ぐタイプのジェットコースター? に乗る、という設定の小芝居。「たのしぃー」と繰り返すことで楽しさを表現
菅谷 漢字テストが百点で嬉しいです!
わたしの大好きな何かがのまれてしまった、という設定の小芝居。須藤さんの声が大きすぎて聞き取り不能
「あ〜あ、今日は雨が降っちゃって遊べない……」
踊りながら犬と散歩

二対二での引き分け。過剰な演技、解釈不能な舞台設定、何度見ても笑ってしまう素晴らしさです。最初は須藤さんの動きにとまどっていた菅谷さんも最後の「楽」では本当に楽しそうです。ちなみに、須藤さんが口にする「おせんべえとお団子」はメンバーの方にとってもインパクトの強いフレーズであったらしく、WB-02で須藤さんに対する囃子詞として使用されているのが確認できるほか、『Berryz工房 起立!礼!着席!』2005/08/09分では石村さんが須藤さんに対して「外人ぽく話して欲しい文章」として提案しています。