disについて(2)

K2Da2005-07-13

図の説明

時代は図を使った思考だ、ということで、この図は(1)の内容を説明しようと思って作ったものです。一部、右上の方に今回の内容に関わる部分が入っています。

全く正しい動機に基づいたdisについての補足

反応としてのdisと書きましたが、無意識に、それこそ脳髄に行く前の反射でしてしまうのではないから、目的が(後付でも)あるはずで、それは大概、被dis行為の迷惑さを直接減じるか、またはそれ以上の被dis行為を引き起こさないようにするという目的であるはずです。
人間がここまで頭が大きくなったのは、他の人間を出し抜く必要があり、しかしその他の人間もこちらを出し抜くために把握しようとしてくるので、さらにそれをあらかじめ想定したやり方で把握しようとするとまた相手がそれに対応した推測を……という感じで頑張ってきたかららしいですが、そういう無限のループを毎回毎回毎回処理しているとフリーズするので計算を単純にするために、ある程度の処理を計算済みにしてあり、それが道徳ではないか、というか、そう呼ぶことにした。まぁ生得のものかどうかわからん、と言うようなことはあまり今回は関係なく、塑性がない、どうしようもない感じ、があればいいです。
そしてそういうようなものはかなり大きく計算をとばしているので、現在の愛他精神とは乖離しやすく、まずここが天秤になるケースがある。そしてもう一つの、同意したはずのルール、これは同意したのでルールを破るとペナルティがあるとか、というかペナルティがある場合はルールの枠内で、そうではなく、ルールが守れなかったら出て行かねばならない、というのは絶対です。まぁでもルールを破る、破らないと殺す、と言われたらたいていの場合は破るわけで、そういう意味では常にルールも天秤に乗っているので全ては程度の問題である、と言う話です。しかし、それでも「ルールを破ること」と「言動が一貫していないこと」は特別扱いせねばならんなぁ、と思うのは、過去に同意したルールを破る == 過去の意志との整合性がとれていない == 言動が一貫しない、ということでなにも成り立たなくなるからで、それは善悪の概念がない、とか言うのと比べても絶対にやばい事態なので特別扱いすべき。
ちょっと今日は風邪気味で頭が痛いので、あれですけど、右上の方に書いた今日の分に関係ある図というのは、右上の方から真ん中あたりに延びている線で、これはつまり全ての天秤に架かっている事態というのは(露出した)愛他精神のフィルタを通して言動に繋がっているので、他人がどう感じるか、というのはそのまま言動に繋がっているんだから、なんの根拠もなく、アレは嫌だ、好きだ、というのは意味のある行為ですべき。その理由を説明するのは、理由を説明することによってその好き嫌いがより多くの人に共有されていることを示せるというもう一つ上のステップで有用ではあるかもしれないけど、すべきかどうか、というか、すべきというのは何か目的がある時にしか使えない言葉なので、まぁ対象の人が理由があると納得しやすいというのであればすべきかなぁと思うけども、そうではなくて、どれくらい嫌か、というのをいうだけでも勿論意味があることだと思う。しかし、理由がないと駄目だ、というのが本当に一般的な見方でそうでなければ発言自体を軽んじられるというのが事実としてあるなら説明すべきでしょうか。不利なので。