ネッ友について考える(3)

僕はmixiにマイミクが21人いて、その内の20人には会ったことがあり、全員の日記をほぼ全て読んでいるのですが、このあいだお話を聞いた方はマイミクが300人前後いて、同じように全員分の日記を全て読んでいるのだそうです! 300人分の日記を読むだけなら、mixi日記は一般に短い物が多いというのもありそれほど困難ではないと思うのですが、300人についてなにがしかの印象をもち、日記と人間を結びつけることが出来る(というのは推測ですがそうでなければ読まないと思う)のが驚きです。小学一年生が遙か彼方に夢見る友達100人線を軽やかに踏み越えているのです。という所で我が身を振り返りますと、僕は重度のはてな依存ですから恐らく数百のIDについてなんらかの印象を抱いている自信があります。といっても別にその方達を友達と思っているわけではないですが、なんだか周囲にいる方々として勝手にマッピングしていて、それは<東京>と<地方>でいえばまるで<地方>に残る周囲との関わり方に似た地図です。つまり僕は<地方>を離れて東京へ来たあとインターネットを経由して地方へターンした。Rターンした。そしてブログ界の人々が人間関係可視化技術に興味を示すのは自分の描いた地図とに生じるズレを楽しむためです。