三十三回忌

K2Da2004-04-25

祖父の三十三回忌にあわせて帰省。普段、親戚付き合いは全くしていないので今日もせいぜい5、6人しか来ないだろうと思っていたのだが、従兄弟数人とうちの母親を除いて父方の親戚が全員集まっていた。ほとんどの人は十年以上前に白血病で亡くなった従姉の葬式以来。特別に服を用意する必要は無いと言われていたのでぼろぼろのジーパンとTシャツで帰ったのだが、男はほとんどスーツ、襟のついていない服を着ているのは僕一人だった。居心地が悪かったので後の方で誰にも気付かれないようにひっそり座っていたが、一応長男の家の長男という事で前に移動させられ、正座による足の痺れもあいまって拷問されているような気分。
結構な人数が居たのでマイクロバスを使って移動、昼食をとる。従兄弟に兄弟で京大に入学、その後同じ企業に就職、同じ研究所に勤務というちょっと面白い(兄弟で京大な所が特に)人たちがいて、その三十代後半の兄は散歩が趣味で今日も四時間かけて歩いてきたらしい。スーツで。その兄は食事をとっているときも一言も喋らず、途中で体育座りに移行したかと思うとポケットマップを取り出して熱心に散歩ルートを検討していた。他の人も小さい子供を除いたら大変静かで、とても退屈なのでひたすらビールばかり飲んで頭が痛くなる。
写真は実家の猫。この写真からは想像できないかもしれないがとてつもなく可愛く世界一頭が良い猫。