「一億三千万人のための漫才教室」

のような本が無いか探しに行ったのですが売っていませんでした。なんでもマニュアルを探しに行くのは良くないな、と思います。特にマニュアル本を購入して成功した記憶は無いのですが、なんか購入してしまう。
恐らく生まれて始めて購入したマニュアル本は、「工学博士が教える読むだけで超能力が身につく本(ISBN:4528008408)」です。1988年に出版されているので、小学五年生で購入したのだと思いますが、超能力は身につきませんでした。読むだけで、と書いてあるのに、毎日朝日を左手に浴びろとか到底現代人には実行不可能な事が書いてあり、少ない小遣いで購入したので凄く腹が立ちました。後にトンデモ本の世界か何かで関博士の名前を再び見ることになるとはこの時は想像も出来ませんでしたが…。
余談ですが私の実家ではいわゆるトンデモ本が結構豊富に発見されており、母親がニューサイエンス系、父親がインチキ科学、嘘歴史に良くやられていたようです。黒豹シリーズや、五島勉の小説数点、「超兵器戦争」*1等は大変楽しく読みました。そして、父親は沢山本を読んでいるから頭がいいはずだ、という僕の信頼は揺らぎ始め幼年期の終わりを迎えることになるのです…。
でもこの特徴はしっかり遺伝しているような気もする。

*1:本当にスーパーな兵器が出てきて凄く面白いのですがamazonで発見できませんでした…